自動化で業界革新
2025-12-11 13:33:34

ソフトバンクロボティクス、物流自動化で業界革新「AutoStore」を導入

ソフトバンクロボティクスとSBフレームワークスが手を組んで未来の物流を切り拓く



2026年1月以降、ソフトバンクロボティクスが提供する高密度自動倉庫システム「AutoStore」が、SBフレームワークスの川崎事業所に導入されることが決まりました。この取り組みは、物流業界における自動化を推進し、効率性と品質向上を実現するものです。

自動化ソリューションの背景


ソフトバンクロボティクスの事業コンセプトは「世界の技術で物流を最適に」。彼らは、グローバルな自動化設備やロボットを用いて、物流業務全体の最適化を目指しています。今回のプロジェクトでは、AutoStore Holdings Ltd.やBerkshire Grey, Inc.、BALYO SA社の最先端技術を活用し、物流センターの効率性を向上させることを狙っています。

AutoStoreの特長と導入計画


「AutoStore」は、世界63か国で利用されている高密度自動倉庫システムです。このシステムは、従来の設備に比べて最大4倍の保管能力を有し、柔軟な設計が可能です。この導入によって、160台のロボットと65,000個のビン、28台のワークステーションが設置されることとなり、その高いスループットが期待されています。

また、「AutoStore」の自由度の高いレイアウト設計により、防火区画を跨いでの設置も可能となりました。さらに、新しいモデルのワークステーション「FusionPort」を採用することで、生産性の向上を図ります。

ロボット技術の導入


今回のプロジェクトに組み込まれるロボット技術には、さまざまな形状や材質に対応できるピッキングロボット「Berkshire Grey」が含まれています。このロボットは、商品を丁寧にピッキングする能力を持ち、また、「AutoStore」内での商品の移し替え作業の自動化も行います。

さらに、無人搬送車システムに基づく自動フォークリフト「BALYO」は、国際的な安全規格に準拠しており、高い安全性を誇ります。この自動フォークリフトは、パレットの搬送や段積みなど、高スループットでの作業が可能です。

将来の展望


ソフトバンクロボティクスは、自動化技術の導入により、名実ともに物流業界の変革を促す大きな一歩を踏み出しました。これにより、作業効率が向上し、ヒューマンエラーのリスクも軽減され、物流品質の向上が期待されます。

このように、物流業界における自動化は今後も加速していくことでしょう。ソフトバンクロボティクスは、これまでの経験と技術支援を活かし、さらなる進化を遂げていく予定です。

まとめ


ソフトバンクロボティクスとSBフレームワークスの連携による「AutoStore」の導入は、物流業界に革新をもたらす重要なプロジェクトです。未来の物流を見据えたこの技術の進化が、業界全体にどのような影響を及ぼすのか、今後も注目していきたいところです。


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