ドイツ製法のハム店が手掛けた新発酵調味料
町田市に位置する「クロイツェル」は、1992年の創業以来、ドイツ製法にこだわったハムとソーセージを職人が手作りしています。この地で根強く支持されている同店が、実は3年前から“和”の要素を取り入れた商品をひっそりと販売してきました。それが「発酵生七味」です。
発酵の力で生まれた新たな七味の姿
「発酵生七味」は、生の唐辛子や柚子、山椒などを使い、塩麹と乳酸菌の力でじっくりと熟成させた発酵調味料。一般的な乾燥七味とは異なり、みずみずしい香りと発酵による深みのある旨み、優しい酸味が特徴です。この商品は、パスタやステーキなど洋風料理にも、刺身や焼き魚などの和食にも合う幅広い使い方が可能で、料理の幅を一気に広げてくれます。
昨年、「料理マスターズブランド認定コンテスト」において「料理マスターズブランド」に認定されたことをきっかけに、同商品は改めて注目を集めています。Facebookでの紹介により在庫が瞬時に売り切れるなど、思わぬ反響を受け、現在は再生産を行い、より多くの方にその魅力を知ってもらう準備を進めています。
ドイツの食文化と日本の麹文化の融合
クロイツェルの代表を務める吉岡氏は、ドイツのハム作りを続ける一方で、日本の発酵文化や麹に強い興味を持ち、独自の商品開発を行ってきました。幼少期から親しんできた七味を惹かれ、日本の食文化とドイツの食肉加工技術を組み合わせることで新たな美味しさを生み出せるのではと考えました。この発想から、発酵生七味をはじめ、麹を使った肉醤油や発酵サラミといった商品も次々と誕生しています。
少しずつ育ててきた自信の逸品
実際に発酵生七味は、3年間かけて少量ずつ製造・販売しながら、お客様のリアクションを見ながら育ててきた商品です。商品としての位置づけを模索していた創業当初、ドイツと日本の食文化の両方からの良い要素を取り入れることで、独自の製品を創り出すという方向性が見えてきたとのこと。これにより、単なるドイツのハム店から、日本の文化をも尊重した新しい食文化の場へと進化を遂げています。
ドイツ製法と日本の発酵文化を融合した今後の展望
今後、クロイツェルはドイツ製法のハム・ソーセージ専門店としてだけでなく、日本の発酵文化をも積極的に取り入れた商品展開を進めることを計画しています。「ドイツと日本のいいとこ取り」をテーマに、さらなる挑戦を続けていくことで、今までにない食品の可能性を広げていく考えです。発酵生七味はその第一歩として、今後も多くの人々に愛される存在となることでしょう。
【商品概要】
- - 商品名:発酵生七味
- - 内容量:50g
- - 価格:1,080円(税込)
- - 製造・販売:クロイツェル
- - 所在地:東京都町田市
- - 販売:店頭・公式オンラインショップ
新しい発酵調味料をぜひ、あなたの食卓でも楽しんでみてはいかがでしょうか。