大東文化大学で語られた社会へ出る若者へのメッセージ
2025年5月1日、大東文化大学経営学部の「企業と経営者A」講義にて、株式会社アイエスエフネットの代表渡邉幸義氏が特別講演を行いました。本講演のテーマは「社会に出る若者に今、伝えたいメッセージ」であり、学生たちに向けて、企業選びのポイントや、現代に求められる人材の姿勢について多くの示唆を与えました。
渡邉氏は、企業選びにおいて重要なのは、ただの安定性や名声ではなく、挑戦する姿勢の重要性を強調しました。これからの時代、企業も個人も変化に対して柔軟であり続けることが求められています。参加者の多くからは「このような社長の元で働きたい」という声や、「社長のような人間になりたい」といった前向きな反応が寄せられました。
学生たちの声の中には、以下のような感想が多く見られました。
- - 「働くことのリアルや、企業選びについて学び、大きな気づきを得られた」
- - 「“若者にはチャンスがある”という言葉に励まされた」
- - 「正直にマイナス面まで語る姿勢に、企業の本音が伝わってきた」
- - 「他の経営者が言わないことまで語ってくれて、渡邉氏の器の大きさに感動した」
さらに、「YEC制度」(若手幹部候補制度)や「ダイバーイン雇用」に対する学生の関心も高く、自身のキャリア形成の参考にしたいという声が多数ありました。
「YEC制度」と「ダイバーイン雇用」
YEC制度は、アイエスエフネットが主導する35歳未満の人材育成に特化したプログラムであり、若手社員にチャンスを提供することが狙いです。また、ダイバーイン雇用は、様々な理由で就労が難しい人々を支援し、安心して働ける環境を作り出す取り組みです。これは、ダイバーシティとインクルージョンを重視した理念に基づき、すべての人に「働く喜び」を感じてもらうことを目指しています。
渡邉氏はこの講演を通じて、学生たちに自らの可能性を信じ、自分らしいキャリアを模索する一歩を踏み出す手助けができることを願っています。今後も、アイエスエフネットは次世代のリーダーたちとの対話を大切にし、社会との接点を広げる活動を続けていく所存です。
大東文化大学と講義の意義
大東文化大学は1923年に設立され、今年で100周年を迎えました。建学以来、東西文化の融合を掲げ、多様性を尊重してきたこの大学は、経営学部の専門科目「企業と経営者A」を通じて、さまざまな業界の経営者や専門家から現実に即した講議を受ける機会を設けています。国府教授が主催するこの講義を通じて、学生たちは最新の業界動向を認識し、キャリア形成に役立つスキルを身につけることが期待されています。
このようにして、渡邉氏が語った内容は、学生たちにとって自らの未来を見据える貴重な体験になったことでしょう。アイエスエフネットの理念に基づく、人材育成と社会貢献の取り組みは、これからの社会を担う若者たちに大きな影響を与えるものと期待されます。