海運業界の脱炭素化を考えるセミナー
日本計画研究所(JPI)が主催するセミナーが、2025年4月10日(木)に開催されます。このセミナーでは、みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社の大田宇春シニアコンサルタントを講師に迎え、海運業界の脱炭素化をテーマにした講義が展開されます。2030年、2040年、そして2050年と迫る国際基準への対応が求められる中で、業界の挑戦と未来の展望を共有します。
セミナーの目的
国際海事機関(IMO)は2023年7月に、国際海運分野における温室効果ガスの排出を2050年までにネットゼロとすることを目指す目標を掲げました。この目標の実現に向けて、海運企業は脱炭素燃料船の実証や運航の効率化を進める必要がありますが、技術的な課題やコストの面でのハードルも存在します。さらなる課題として、脱炭素化に伴うコストがサプライチェーン全体に与える影響も重要なポイントです。本セミナーでは、業界の最新動向や技術的側面からのアプローチを解説し、参加者が今後のビジネス展開に活かせる情報を提供いたします。
セミナーの概要
- - 日時: 2025年4月10日(木)13:30 - 15:30
- - 形式: 会場受講、ライブ配信、アーカイブ配信(2週間視聴可能)
- - 受講料: 1名 35,220円(税込);2名以降は30,220円
講義内容
本セミナーの講義は、以下の項目から構成されます:
1.
海運業界の特徴と脱炭素化の動向
- なぜ海運業界の脱炭素化が注目されるのか
- IMOが設定した排出削減目標
- 国内外の各企業の取り組み状況
2.
海運業界の脱炭素対策と課題
- 脱炭素とするための具体的な対策(脱炭素燃料、運航技術など)
- それぞれの対策の課題と進捗状況
3.
排出削減量・追加費用のモデル分析
- モデルを用いた試算
- 試算結果と目標の比較
4.
今後の展望
- 脱炭素燃料へのスムーズな転換を進めるための施策
- 業界横断での対応が求められる理由
5.
質疑応答
6.
名刺交換・交流会
- 新たな人脈を広げる貴重な場となるでしょう。
参加者は業界内外の方々との名刺交換や交流を通じて、ビジネスの新たな展開を見出すことが期待されます。また、講義終了後には講師との個別オンライン対話の時間も設けられ、直接質問や意見交換が可能です。
参加方法とお申し込み
セミナーへの参加は、事前申し込みが必要です。詳細は日本計画研究所の公式ウェブサイトをご覧ください。アーカイブ配信を利用することで、忙しい方や後から参加したい方にも追って視聴していただける環境が整っています。
結論
海運業界の今後の発展と持続可能な社会の実現に向け、脱炭素化は避けられないテーマです。業界の関係者、また新しいビジネスを模索する皆さまにとって、このセミナーは大変意義深い経験となることでしょう。ぜひ、奮ってご参加ください。