有村佳奈の個展
2025-10-17 15:50:25

有村佳奈個展「Real」−現代に問いかけるアートの展覧会が開催

有村佳奈の個展「Real」開催!



2025年10月31日(金)から11月18日(火)まで、東京都中央区のtagboatにおいて、現代アーティストの有村佳奈による個展「Real」が開催されます。この展覧会は、多摩美術大学を卒業した有村が、自身のアーティストとしての道を歩む中での集大成とも言えるものです。

有村佳奈は、232019年からアート作家としての活動を本格化させ、オリジナルキャラクター「BABYBOY」を使用して、社会的なテーマを赤ちゃんの視点で捉えています。彼女の作品には、コロナ禍や戦争などの暗いテーマが見受けられますが、その中には命の尊さや希望、さらには怒りといった複雑な感情が色づけされています。

この「Real」展では、新たに登場する「BABYGIRL」シリーズを含む大型キャンバス作品が展示され、可愛さと強さを融合させた赤ちゃんたちが、現代社会に向けて力強いメッセージを発信します。見る者に異なる感情や状況を感じさせ、新たな視覚体験を提供することでしょう。

展覧会のテーマ



今回の展覧会のテーマは「Real ―立ち止まって今と向き合うー」です。私たちが生きる現代は、SNSやAIが普及する中、何が本当にリアルなのか、という問いかけに満ちています。スマートフォンのフィルター越しの自分自身と、日常の自分とのギャップ、AIによって生み出されるイメージやテキストは、かつては不自然に感じられたものですが、今では当たり前となっています。

AIがどんどん作品を生成し、誰もがアーティストになれる時代、私たちは「本物」と「偽物」の境目を見失ってしまっているのではないでしょうか?有村の作品は、手描きの美しさや“揺らぎ”を通じて、温もりのある“リアル”を表現します。

子どもたちの戦士たち



「BABYBOY」や「BABYGIRL」というキャラクターたちは、ただの可愛らしさだけでなく、希望と強さの象徴です。この作品たちの姿から、私たちは未来を見つめ直すことが求められているのです。彼女のアートは、色鮮やかでポップなスタイルの中に深いメッセージが潜んでいます。

個展オープニングレセプション



展覧会のオープニングレセプションが10月31日18時から20時まで行われます。このイベントにはどなたでも参加可能で、事前予約不要です。作家自身が新作やその制作過程について語るトークイベントも予定されています。

ガイドツアーとサイン会



11月1日には、作家による個展ツアーとサイン会も開催されます。そこで作品集を購入した方には、ドローイング付きのサインがプレゼントされる特典があります。アーティスト自身から作品の解説を受ける貴重な機会ですので、ぜひチェックしてみてください!

ライブペインティング



さらに、11月8日には有村のライブペインティングも開催予定です。こちらも入場は無料で、アーティストの生の制作過程を目の前で体験できる貴重なイベントとなります。

特別対談トークショー



最後に11月15日には、特別対談トークショーが予定されています。詳細は後日発表されますのでお見逃しなく!

アーティストプロフィール



有村佳奈は1985年に鹿児島県で生まれ、女子美術大学を卒業後、「ウサギの仮面を被った乙女」をテーマに制作し続けています。彼女が描く作品には、現代社会の匿名性と自己表現の交雑が色濃く反映されています。今年はパリや台北での展覧会を予定しており、急成長を遂げるアーティストです。

ぜひ、tagboatでのこの特別な展覧会をお見逃しなく!


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