新型コロナウイルスの影響を受け、特に教育の場においても変革が求められる今、株式会社こうゆうが独自の夏イベントを開催します。小学3年生を対象としたこのイベントは、全国各地のキャベツ畑からのライブ配信を通じて、日本の風土や農業に対する理解を深めることを目的としています。開催日は7月20日(日)。このプログラム「日本のすがたを考える 教室はキャベツ畑」は、オンライン形式で行われ、Zoomを用いた授業が展開されます。参加費は3,300円(税込)で、筆記用具と地図帳を持参して参加します。
また、続く7月27日(日)には、「作って発見、試して納得!バランスのひみつ」と題した理科の実験イベントも実施される予定です。このイベントは対面とオンラインの両方で行われ、小学3年生を対象にした内容です。参加者は自然体験を通じて、科学の不思議を自ら体感できるチャンスです。これらのイベントに参加することで、子どもたちはただの知識の習得にとどまらず、実体験を通じた感動と学びを得ることができます。
教育を支える強い意志
花まるグループは32年以上にわたり、延べ10万人以上の子どもたちに野外体験を提供してきました。新型コロナウイルス感染症の影響により、外での学びの機会が著しく減少し、学びの場としての自然の重要性が改めて浮き彫りになっています。このような時代を受け、オンラインで行うこのイベントは単に教育機会の提供にとどまらず、地域の特性を踏まえた学びを提供してくれるものです。
親子で一緒に学ぶ重要性
コロナ禍を経て、親子で一緒に学ぶことに対する関心が高まっているという調査結果もあります。64%を超える家庭が「親子で自然体験をしたい」と感じていることが分かっています。このニーズに応えて、今年から追加された「親子参加」のプログラムは、募集開始早々にすぐに定員に達するほどの人気です。家族での参加を通じて、伝えたいのは「一緒に学び、共感を深めてほしい」という思いです。
キャベツ畑から学ぶ日本の風土
「日本のすがたを考える 教室はキャベツ畑」では、各地のキャベツ畑を舞台に、その地域の風土や農業、さらには日本の歴史にまで広がる知識を体得することができます。「なぜキャベツがその地域で育てられるのか?」といった疑問から、地域の特産物の背景や環境についての理解を深める内容となっています。過去参加した親からは、「自然とのつながりを感じた」「自宅でも子どもが野菜に興味を示すようになった」といった喜びの声も寄せられています。
今後への期待
花まるグループは、社会の変化に柔軟に対応しながら、今後も子どもたちの「生きる力」を育む場を提供し続けます。このようなプログラムを通じて、次世代が健全に成長し、自然に目を向け、自分のルーツを大切にする姿勢を育むことができると信じています。参加申し込みは7月10日(木)まで受け付けています。興味のある方は、ぜひお早めにご確認の上、申し込んでみてください。