ANAファシリティーズがZEH賃貸フェンドに出資、環境配慮を強化

ANAファシリティーズがZEH賃貸ファンドへ出資

ANAファシリティーズ株式会社は、SBI東西リアルティ株式会社がアセットマネージャーを務める「ZEH2合同会社」に匿名組合出資を行ったことを発表しました。また、同社はこのファンドのサブアセットマネージャーにも就任することとなりました。このファンドが対象としているのは、ZEH（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）認証を取得した賃貸レジデンスで、その目的は省エネ性能を持つ住戸の運用・管理を通じて、資産価値向上と持続可能な環境に貢献することです。

ZEH仕様の賃貸マンション

本ファンドは、主にZEH Readyの住戸を中心に構成されており、これによりエネルギー消費を大幅に削減する性能を備えています。ANAファシリティーズは不動産業界における環境対応の重要性を深く認識しており、サステナビリティを重んじる経営の一環としてこの取り組みを位置付けています。

不動産運営ノウハウの活用

その上で、ANAファシリティーズは自身が持つ不動産運営の専門知識を最大限に活かし、SBIグループを初めとしたパートナーとの協力関係を跡に築く方針です。特にZEH仕様に特化した物件の特性を理解し、関係者と連携を強化することで、価値の向上を目指すと同時に、投資家や社会の信頼を得ることを目指しています。

環境対応の推進とSDGsへの貢献

ANAファシリティーズは、これらの取り組みを通じて環境対応型不動産の普及を進め、SDGsの達成に寄与することを目指しています。賃貸レジデンスの省エネルギー性能は、一般的な住宅と比べて優れており、これにより環境負荷を低減することが期待されます。

将来へのビジョン

ANAファシリティーズは、不動産ファンドへの出資を続けると同時に、アセットマネジメント業務を受託し、事業領域の拡大を図る方針です。将来的には、ANAグループの強みを活かし、空港関連施設を対象とした不動産ファンドの設立・運用も視野に入れているとのことです。これにより、同社は常に先進的なサービスを提供し続けられることでしょう。

会社概要と沿革

ANAファシリティーズは、1961年の設立以来、不動産、ファシリティマネジメント、保険の三つの事業領域で展開し、顧客ニーズに応える形で高品質なサービスを提供してきました。特に、不動産事業ではマンション開発から福利厚生に至るまで幅広いサービスを展開し、空港及び航空関連施設のファシリティマネジメントにも力を入れています。事業を通じて、顧客にとっての真の価値を最大化し、新たな価値創造に貢献していくという姿勢を持ち続けているのです。

【問い合わせ先】
会社名：ANAファシリティーズ株式会社
代表者：近藤博之
設立：1961年8月1日
本社所在地：東京都中央区日本橋2-14-1 フロントプレイス日本橋
URL：ANAファシリティーズ