かどや製油が新たに挑む「ごまの可能性」
東京都品川区で行われた「かどや製油 ブランドリニューアル&新商品発表会」で、会社の歴史と新たな商品が発表されました。このイベントは2026年8月17日、創業168年を迎えたかどや製油の未来に向けた新たな戦略を示すものでした。
自社の再評価と未来へのビジョン
desaの代表取締役社長である北川淳一氏は、発表会の冒頭で「かどや製油」というブランドが持つイメージについて多くの人が「黄色のキャップのくびれたビン」をイメージする中、ブランドリニューアルの必要性を強調しました。創業から168年の歴史を経た今、セサミオイルの可能性を追求し、より広く知名度を高める狙いがあります。新たに策定したパーパスは「ごまの価値を極限まで高めることで、世界に貢献する」というものであり、これを実現するためのタグラインは「ひらけ、ごまの可能性」に設定されました。
伝統に根ざしつつも、かどやはグローバルな視点を取り入れた展開を目指します。この日は新たなロゴが初公開され、世界中の家庭に「山角」の品質を届ける決意が示されました。
新商品『ISOLETTA(イゾレッタ)』の登場
新たに発表された商品『ISOLETTA』は、洋食向けのセサミオイルです。北川社長は、従来のごま油のイメージを超え、洋食にもマッチするセサミオイルを作り上げた背景を明かしました。長年の職人技「低温焙煎」によって、セサミオイルの繊細で上品な風味と洋食の素材を引き立てる軽やかさを実現しました。
「ISOLETTA」の名前はイタリア語で「小さな島」を意味し、料理の可能性を広げるという思いが込められています。新商品は2026年9月に発売予定で、より多くの人々にごま油の新たな魅力を伝えることを目指しています。
杏さん登壇の新CMと試食イベント
特別ゲストとして女優の杏さんが登場し、新CM『ISOLETTA「杏さん、セサミオイルに出会う」篇』を初公開しました。杏さんは普段からかどやのごま油を愛用していたと紹介され、新商品に大変驚いたと話しました。
トークセッションでは、イタリア料理人のファビオシェフも参加し、新商品『ISOLETTA』を使用した料理を試食しました。『サーモンのカルパッチョ』と『生クリーム不使用のカルボナーラ』を実際に食すことで、『ISOLETTA』の魅力を体験しました。杏さんは、特にカルボナーラの軽やかな味わいに感動し、ファビオシェフもその美味しさに太鼓判を押しました。
未来への期待とメッセージ
イベントの最後に、杏さんは『ISOLETTA』が食卓に新しい風を吹き込む商品であると強調しました。ファビオシェフもその軽やかさが料理を引き立てるとし、オリーブオイルの代替えとしての新たな役割を果たすことを期待しています。
かどや製油の新たな挑戦は、料理の可能性を広げ、世界中の食文化に貢献する一歩として注目されています。昭和から続く伝統が新しい時代にどのように進化していくのか、今後の展開に期待が寄せられています。