東京山九フェニックスと代々木八幡商店街の再連携
東京都渋谷区の代々木八幡商店街で、女子ラグビーチームの東京山九フェニックスが約8年ぶりにフラッグ掲出を開始しました。この取り組みは、チームと地域の絆を深め、地域の活性化を目指すものです。特に、代々木八幡商店会の副会長でありスポンサー企業である株式会社グリニッジ・ワークスの伊藤和美氏からの呼びかけを受け、再度フラッグが掲出される運びとなりました。
フラッグ掲出の背景
東京山九フェニックスと代々木八幡商店街の関係は、チーム創立当初から始まりました。チームの練習場所を確保するために、渋谷区立富ヶ谷小学校において練習を行ったことが、地域との結びつきのスタートでした。2017年には初めて商店街の街路灯にチームのフラッグを掲示し、地域の皆さんにチームの存在を認識してもらう契機となりました。
しかし、その後新型コロナウイルスの影響で商店街との協力が滞り、再度のフラッグ掲出が待たれていました。今回、再連携が実現したことで、地域社会への感謝の気持ちを込めた新たなフラッグが登場しました。
デザインへの思い
掲出されたフラッグのデザインは、選手の岸本彩華が担当しました。彼女はデザイナーとしても活動しており、チームカラーのフェニックスレッドを基調に、地域の方々に「またフェニックスが帰ってきた」と感じていただけるように暖かさと力強さを表現しました。
地域への貢献と未来への展望
東京山九フェニックスの四宮洋平代表は、「スポーツを通じて地域社会とつながることが私たちの使命です」と述べ、代々木八幡商店街とのコラボレーションに期待を寄せています。街には歴史のある店舗と新しい文化が共存しているため、その魅力を多くの人々に伝えたいと考えています。
商店街を訪れる観客や試合観戦者が、地域の魅力を体感する機会を増やし、ラグビーの楽しさやチームへの愛着を育むことが目指されています。地域とともに成長する企業として、東京山九フェニックスは今後もさまざまなスポーツ文化の発信を行い、次世代のアスリートを育成することに努めます。
イベント情報
今回のフラッグ掲出を記念し、以下のイベントが開催されます。
- - 実施日:2025年11月1日(土)
- - 場所:代々木八幡商店街(東京都渋谷区)
地域の皆さまと共に歩みながら、東京山九フェニックスが愛され続けるチームであるよう、さらなる努力を続けていくことでしょう。地域との共生を基盤にした未来への道筋が、これからも期待されます。