クラウドリーガルがデジタル化の窓口で受賞
この度、a23s株式会社が提供する企業法務アウトソーシングサービス『クラウドリーガル』が、株式会社クリエイティブバンクが主催する「SUCCESS STORY AWARD 2025」において、ガバナンスDX部門のAWARDを受賞したことをお知らせ致します。この表彰は、優れたSaaS及びITサービスの導入事例を評価するもので、特に成果を上げた事例を表彰するものです。
SUCCESS STORY AWARD 2025とは
「SUCCESS STORY AWARD 2025」は、多くの企業がSaaSやITサービスを導入するなかで、実際にどれだけの成果を上げたかに焦点を当てています。特に、導入後の生産性向上やデジタルトランスフォーメーション(DX)への貢献度が評価され、全9部門で展開されています。今回は、クラウドリーガルが株式会社Mediiに導入され、顧客の成功に寄与できたことが高く評価されました。
クラウドリーガル導入の背景
顧客の課題
株式会社Mediiは、医師が診断や治療に関する問題を専門医にオンラインで相談することができる「Medii Eコンサル」を提供しています。彼らは、学会や製薬会社との協業が多く、毎月複数の秘密保持契約(NDA)を締結しており、従来は顧問弁護士に契約書の審査を依頼していました。しかし、担当弁護士のスケジュールによっては回答が遅れることがあり、コストも案件ごとに異なるため、これが大きな課題となっていました。
クラウドリーガル導入の結果
『クラウドリーガル』の導入により、Mediiは総務・法務担当者の業務を効率化し、契約書審査プロセスを簡素化。これによってコストが削減され、日常的なNDAのレビューや軽微な法的な質問はクラウドリーガル側で処理できるようになり、複雑な案件のみを顧問弁護士が担当するという役割分担が進みました。これにより、リソースの最適化を図り、成長を続ける企業としての法務体制を整えることができました。
受賞の理由
クラウドリーガルが評価されたのは、専門医が偏在するという社会的な課題に挑むMediiが、厳しい規制の中で多くのステークホルダーと協力し、『クラウドリーガル』を用いて毎月のNDAレビューを効率化した点です。高リスクな医療分野において、リーンな法務体制を维持しつつ、スピードとコストを両立させる新しいフレームワークが構築されたことが高く評価されました。
審査員からは、専門的な医療アクセスの向上に寄与するMediiの事業に、法務業務の効率化がもたらされたことへの関心が寄せられており、特にスタートアップ企業がリソースを制約された状態でありながら、クラウドリーガルを採用した事例は貴重です。
今後の展望
クラウドリーガルは、今回の受賞を機にさらに企業法務の課題解決に努めていく考えです。法務人材が不足しているスタートアップや中小企業、大企業においても様々な法務ニーズに対応できる柔軟なサービス提供を目指しています。
提供するサービスは、契約書レビューや法務相談、リーガルAI導入、法令調査など多岐にわたり、専門家による強固なサポート体制を形成しています。常に最新のテクノロジーを取り入れ、企業の法務業務を革新する取り組みを続けていく予定です。オープンアクセスで、企業ユーザーにとって便利で利用しやすい法務サービスを推進することが、今後の目標となります。
以上、a23s株式会社の『クラウドリーガル』についてのご紹介でした。クラウドリーガルは、法務のアウトソーシングを通じて、企業が持続可能な成長を進められるよう支援し続けます。