社長の思考をAIが再現!Mマートの新たな挑戦を紹介します
Mマートが実現した新時代の経営支援AI「社長AI」
業務用食材のネット販売サイトを運営する株式会社Mマート(東京都新宿区)が、2024年1月7日に新しい対話型AI「社長AI(社内版)」を実用化しました。このAIは、単なる質問応答に留まらず、従業員が「考え、判断し、そして行動する」ことを促進する実践型の経営支援ツールとして設計されています。
開発の背景
Mマートは2000年の創業以来、一貫した理念のもとでBtoBマーケットプレイスを運営してきました。しかし近年、AI技術の進化で効率化や自動化が進む一方で、考えない、決めない、行動しないという課題が浮き彫りになっています。これを受け、MマートはAIを「答えを出す存在」ではなく、「人を成長させる存在」として活用しようと考え、「社長AI」の開発を始めました。
社長AIの特長
この「社長AI」は、以下の特長を持っています。
1. 経営哲学の再現
創業社長の実際の経験や経営判断、営業哲学を基にした、現場視点からの問いかけを行い、意思決定をサポートします。
2. 明確な対話設計
曖昧な返答を許容せず、「検討します」や「難しい」という表現に対して具体的な行動へと促す問いを返します。
3. 条件思考の導入
制約を前提条件として捉え、「その条件の中で何をするか」を考えさせることで、現実的な解決策を導き出します。
4. 実行に向けたサポート
対話の最終目標は「次に何を実行するか」を明確にすることで、助言を超えて具体的な行動へ導くことです。
今後の展開
現在、「社長AI」は試験版として社員が利用しており、自身のスキル向上に役立てながらAIの思考も改善を続けています。これらの経験を活かして、今後は社員向けの思考訓練や意思決定支援、出店社向けの伴走型コンサルティングAI、営業や販促データとの連動、さらにはMマートの独自データを活用した実践型のAIエージェント化を予定しています。
Mマートは今後、AIを用いて「人の成長が、会社の成長に繋がる」という信念のもと、人を育てる道具としての役割を果たすAIの進化を目指します。これにより、ビジネスの現場でさらなる活躍が期待されています。
会社概要
株式会社Mマートは2000年に設立され、東京都新宿区に本社を置いています。代表取締役社長は村橋孝嶺氏。現在、Mマートは64名の従業員と共に業務を行っており、証券コードは4380で東京証券取引所グロースに上場しています。
今後の「社長AI」の活用とMマートの展開に注目です。