2025年の春、上海で開催された中国最大級の国際的な清掃業界イベント「China Clean EXPO 2025(CCE 2025)」において、株式会社エムエムインターナショナル(MMI)の橋本修一社長が特別ゲストとしてスピーチを行いました。このイベントは、総展示面積が210,000㎡に達し、450社以上の出展企業が一堂に会し、専門バイヤーが13万人以上も来場した過去最大の規模を誇ります。橋本社長が登壇したイージアヘ(YIJIAHE)のブースでは、先進的な清掃技術が多くの視察者を魅了しました。
MMIは、パチンコ業界の大手企業マルハンのグループ会社として1996年に設立され、ビルメンテナンスや清掃業務の専門的なサービスを提供してきました。近年では、清掃業界の人手不足や高齢化といった課題に直面し、これに対応すべくAI清掃ロボット「JINNY」の導入を進め、ロボティクス事業に力を入れています。
橋本社長のスピーチタイトルは「清掃3.0 〜人とロボットの協働による未来型清掃のかたち〜」であり、次の段階としての“清掃3.0”の概念が紹介されました。これまでの「人が道具を使う清掃1.0」や「機械化が進んだ清掃2.0」とは異なり、AIロボットと人間が協力し、各々の強みを活かしながら業務を分担し、清掃品質と生産性の向上を実現するとともに、持続可能な施設づくりを実現する新たな清掃の形を提案しました。
スピーチでは、同社においても一度はロボット導入に失敗した経験があることを振り返り、その後の試行錯誤を経てイージアヘ社との提携に至った話が語られました。この協業により、実運用でも高い成功率を収めることができるようになったと述べています。
スピーチの後、イージアヘ社の江輝副総裁から、両社の協力関係と清掃業界へのAIロボット「JINNY」の普及に向けての貢献が評価され、「Premium Partner of the Year」という表彰がMMIに送られました。
MMIは、今後も「JINNY」を中心としたロボティクス事業を通じて、清掃現場に革新をもたらし、業界における「新しい清掃の当たり前」という未来を創出することを目標にしています。
会社概要
エムエムインターナショナルは、東京都千代田区に本社を構え、1996年に設立されました。主な業務内容には、建物の清掃管理や設備保守、プロパティマネジメント、リース保守のロボティクス事業が含まれています。公式サイトでは、製品情報やサービスが詳しく紹介されています。
小型AI清掃ロボット「JINNY」 を活用した最新の清掃技術にぜひ注目してみてください。