限定発売のロンシャン新作チェア
1948年にフランス・パリで創業されたロンシャンは、ラグジュアリーとクリエイティビティを融合させたメゾンブランドです。最近、ミラノデザインウィークで新進気鋭のフランス人家具デザイナー、ピエール・ルナール氏とコラボレーションし、特別なチェアとベンチを発表しました。このプロジェクトでは、ロンシャンの象徴とも言えるレザーを使用した、数量限定の作品が登場します。
注目のデザイン
ロンシャンのブティックで展示される作品、チェア『Ruban』とベンチ『Wave』は、ルナール氏の独特のスタイルが光ります。それぞれ、ウォールナット材とロンシャン特製のレザーが組み合わされ、流れるような曲線が特徴的なデザインに仕上げられています。メゾンの代表的なカラーであるヴェールヘリテージ(濃緑)やヴェールルミエール(萌木)を用いたレザーが、この作品を一層引き立てています。
ルナール氏は、自然界からインスピレーションを受け、木材を精緻に組み合わせることで、まるで原木から削り出したかのような形状を生み出しています。この点について、彼は「仕上がった瞬間に運命を感じ、時代を超越した作品を目指しました。」と語っています。作品を手にした人々がその魅力を受け入れたくなることが、彼の最も大切な願いです。
コラボレーションの背景
ロンシャンとルナール氏のコラボレーションは、彼が特注したコーヒーテーブルから始まりました。クリエイティブ・ディレクターのソフィ・ドゥラフォンテーヌ氏は、「レザーと木材を組み合わせることで、軽やかさと流れるような動きのある作品に仕上げてほしい」とルナール氏に依頼し、見事に実現しました。
この取り組みは、若き才能の支援に力を入れるロンシャンの新たなイニシアチブの一環であり、これまでに、多くのアーティストとのコラボレーションを通じて、現代のアートシーンを彩ってきました。
作品の購入と展示
限定発売されるチェア『Ruban』は€3,800で購入可能であり、ミラノ スピーガ通りにあるロンシャンのブティックで、5月13日まで展示されています。デザイナーの独創的な発想は、単なる家具に留まらず、アートとしての価値を持つ作品に昇華されています。この機会に、ぜひ直接その魅力をご体感ください。
会社概要
ロンシャンは、70年以上の歴史を持つブランドであり、独特のデザインとサステナビリティを重視したプロダクションで知られています。アイコニックな「Le Pliage」は、2019年から再生素材の採用を開始し、持続可能なファッションを推進しています。ロンシャンは、世界80か国に300以上の直営ブティックを展開し、日本にもフラッグシップストアを持つなど、国際的な存在感を放っています。
公式情報や新作に関する詳細は、ロンシャンの
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