温かさと優しさを感じるクリスマス・イブのひととき|江東区

温かさと優しさの中で育ち合うクリスマス・イブ



12月24日、東砂幼稚園で行われたお楽しみ会に伺いました。クリスマス・イブにふさわしいこの日、幼児たちの笑顔が溢れる中で、様々な活動が繰り広げられました。

今朝は雨模様で肌寒かったものの、園内には元気いっぱいの子どもたちが。年長のぱんだ組に集まった子どもたちは、こままわしに挑戦中。彼らの成長ぶりに驚きつつ、あの初めて出会ったひよこ組からの立派な姿に感慨深いものがありました。

ぱんだ組の教室は「温かさ」と「優しさ」で満ち溢れていました。8名の幼児たちは、少人数ならではの深いつながりを見せていました。友達同士での会話は優しく、素直な反応がとても印象的でした。朝の会では、先生が「今日はクリスマス・イブだよ」と話すと、一斉に「きょうのよる、たのしみ~!」とくちを揃えて言う姿は、まさにクリスマスの魔法そのものでした。

お楽しみ会の会場には、子どもたちが一生懸命作ったクリスマス・リースが飾り付けられ、いつも以上に華やかな雰囲気。デジタル絵本の読み聞かせが終わったころ、突然、鈴の音がホールに響き渡りました。そこに現れたのはなんとサンタクロース!子どもたちの驚きは最高中の最高、彼らの興奮は一瞬でお広がり、心の底から楽しんでいる姿が印象的でした。

サンタは、幼児一人一人にプレゼントを手渡しました。ぱんだ組の子どもたちが何の指示もなく、心から「ありがとうございます」と感謝を伝えた瞬間、ほっこりと暖かい気持ちにさせられました。それでも、その場では終わらず、子どもたちはお礼に「ヤッター!サンタがやってくる」という歌を歌い、会場をさらに盛り上げました。

サンタの訪問の余韻が残るなか、保護者も参加して「クリスマスバスケット」というゲームが行われました。これは「フルーツバスケット」のクリスマスバージョンで、子どもたちと一緒に楽しみました。座れなかった時の悔しさを経験することや、皆で応援し合うことが成長の過程とも言えます。この時間もまた、かけがえのない学びに繋がったのです。

お楽しみ会を終え、ぱんだ組のみんなとハイタッチを交わし、再び役所に戻る道すがら、心は穏やかになりました。「今夜、サンタクロースがまたみんなの家に来るんじゃないかな?」と、未来の楽しみを思い描きました。

この温かく優しい環境で育つぱんだ組の8名の幼児たちには、また会う日を楽しみにしています。メリークリスマスから始まる新たな笑顔とともに、江東区の未来がますます楽しみです!

江東区教育委員会 教育長 本多健一朗

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