西日本シミズが導入した新アプリで登録スタッフが2500名を突破！

新たな人材管理の在り方

最近、イベント業界において注目を集めるのが、株式会社西日本シミズが導入した自社専用のアプリ「マッチボックス」です。このシステムは、イベントの設営や運営に必要なスタッフを効率よく管理するためのもので、登録スタッフ数は2025年には2500名を突破しました。

マッチボックスとは？

「マッチボックス」は、法人が自社の人材プールを構築し、必要な時間・コストを削減するためのセルフソーシングSaaS（Software as a Service）です。このプラットフォームを通じて、企業は短時間・短期間で雇用契約を結ぶスポットワーカーの管理をシンプルに行うことができます。

導入の背景と目的

株式会社西日本シミズは、イベントの設営・運営を手掛ける企業であり、月間およそ1万名のスタッフを動員しています。大型イベントでは1日に800名以上の人員を必要とすることもあり、従来の方法では面接や連絡作業に多くの工数がかかっていました。これにより、採用や労務管理に対する負担が大きく、効率改善が求められていたのです。
2024年3月にマッチボックスを導入することで、登録者の管理やシフト作成といった業務が一元化され、作業負担が約30%削減されたのです。

成果と今後の展望

今後も「マッチボックス」を利用することで、簡便かつ効率的な人材管理が実現します。特にスポーツや展示会など、大規模なイベントの需要が高まる中、西日本シミズは様々なニーズに応えるべく、さらなる改善を目指しています。
他の求人サービスも検討された中、マッチボックスを選んだ理由として、サポート体制の充実が挙げられました。特に各企業専任のサポートチームによる迅速な対応が、導入を加速させる要因となりました。

「マッチボックス」が特に優れているのは、柔軟なカスタマイズが可能で、自社のニーズに応じた働き方を構築できる点です。これにより、人材確保が難しい深夜の業務でも充足が可能となりました。