HTB、開局以来初の4冠達成！2024年年間視聴率の快挙

北海道のテレビ局HTBは、2024年の年間視聴率において、札幌地区で開局以来初めて「個人全体視聴率」で全日、ゴールデン、プライム、ノンプライムの4冠を達成しました。さらに、世帯視聴率でも全日、ゴールデン、プライムの3冠を獲得し、この快挙が実現したのは1968年の開局以来のことで、スタッフや視聴者の期待を超える結果となっています。

この成功の背景には、自社制作番組の人気が大きく影響しています。特に、平日朝に放送されている情報番組「イチモニ！」は、月曜から金曜の朝6時から8時の枠で、7時台の個人全体視聴率が7.7％という高い数字を記録。視聴者からの支持を集めており、週末にも放送があることで恒常的に視聴が行われています。

夕方の情報番組「イチオシ!!」も、月曜から木曜の午後3時45分から7時の時間帯で視聴率を堅実に伸ばし、多くの北海道の家庭に欠かせない存在となっていることを示しています。さらに、土曜の午後に放送されている「錦鯉が行く！のりのり散歩」といったバラエティ番組も好調で、地域の特色を活かした内容が視聴者の心を捉えています。

スポーツコンテンツの増加も視聴率を押し上げる要因となりました。特に、2024年に躍進した北海道日本ハムファイターズの試合中継や、国際大会「世界野球プレミア12」の放送が好評を博し、高視聴率を記録。また、報道情報番組も多くの支持を集め、「羽鳥慎一モーニングショー」や「大下容子ワイド！スクランブル」、「報道ステーション」などが、視聴率の安定に寄与しています。

HTBの編成部は、地域に根ざした生活情報や、愛される番組を継続的に提供してきた結果、視聴率の4冠という成果につながったとコメントしています。「多くの視聴者に支持される番組を今後も制作・放送しながら、これからも挑戦を続けていきたい」との意気込みも見せています。視聴者からの感謝の声が多く寄せられており、今後の番組制作への期待が高まります。

全国で地域密着の番組が増えている中で、HTBの成功はますます注目されることでしょう。地元の人々の生活に寄り添い、愛される番組作りを続けるHTBのこれからに、視聴者は期待を寄せています。