赤ちゃん戦士の未来
2025-09-26 15:54:01

手島領の赤ちゃん戦士展「BABYBOY-NEO(n) BIRTH-」が問う未来の命と希望

手島領の新作展「BABYBOY-NEO(n) BIRTH-」が開幕



2025年10月9日より2025年10月28日まで、東京都中央区のタグボートで現代アーティスト・手島領による個展「BABYBOY-NEO(n) BIRTH-」が開催されます。この展示では、彼の代表作である「BABYBOY」に加え、新たに登場する「BABYGIRL」シリーズも紹介され、現代社会における多様な感情や状況を赤ちゃんの視点から表現した作品が展示されます。

作品の背景と新たな展開



手島領は多摩美術大学を卒業後、広告業界でクリエイティブディレクターやアートディレクターとして活躍してきました。2019年からアート作家としての活動を本格化させ、「BABYBOY」を中心とした作品群を通じて、コロナ禍や戦争といった社会問題を赤ちゃんの視点で描いてきました。

今回の展覧会では、特に色彩豊かでポップな作品群が並びますが、その中には命の尊さや希望、さらには怒りや祈りといった複雑な感情が潜んでいます。手島氏は作品を通じて鑑賞者に新たな気づきや感覚を提供し、未来に生きる命の大切さを問いかけます。

新作紹介



個展では数点の新作が発表されます。その中には、「NEO(n) BIRTH -awake-」「SQUAD for Peace」「Multiplies」「Why Fight?」「Devine Revelation (Yellow ver.)」などが含まれており、これまでの作品と同様に、強いメッセージ性を持っています。

コンセプトとアーティストの思い



手島領は、今回の展示が自身の誕生日に始まることに意味を感じています。命の脆さやその尊さを再認識しながら、赤ちゃん戦士BABYBOYを描いているのです。このキャラクターはコロナ禍や戦争に直面する社会への批判と共感を込めた存在であり、視覚的に体現されています。

これまでの人生の中で、手島氏は病に倒れ、その後の入院を経て生きる決意を新たにし、今回の展覧会への思いを強めました。「もし、戦いを終わらせる一人の赤ちゃん戦士がいたら」という想像を形にした作品たちは、彼自身の経験ともリンクしています。

オープニングレセプションとトークイベント



オープニングレセプションが2025年10月9日18:00から20:00まで開催され、入場は無料です。参加者全員にお飲み物が提供され、手島氏が新作や制作過程について語るトークイベントもあります。

参加方法と会場情報



この展示の作品は事前抽選にて販売されるため、興味のある方は2025年9月30日から10月5日までの期間に申し込みが必要です。また、会場は東京都中央区日本橋富沢町にあるタグボートで、営業時間は11:00から19:00まで、日曜・月曜は休廊となります。

まとめ



手島領の個展「BABYBOY-NEO(n) BIRTH-」は、現代社会の問題を赤ちゃんの視点で表現した作品を通じて、命の尊さを強く訴えます。この展覧会を通じて、見る者それぞれが新たな気づきを得ることができるかもしれません。ぜひ、会場でその瞬間を体感してみてください。


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