真庭サテライトキャンパス
2025-11-05 02:56:26

岡山大学が真庭市に新しい学びの拠点を開設しました

岡山大学が真庭市に新たな拠点を開設



2025年9月15日、国立大学法人岡山大学は新たに設置された「真庭サテライトキャンパス」のオープニングセレモニーを開催しました。この新しい学びの場は、地域の持続可能な発展を目指し、真庭市との連携のもとで入念に計画されたものです。セレモニーには、真庭市の太田市長をはじめ、多くの関係者が出席し、地域の未来への期待が寄せられました。

真庭サテライトキャンパスの目的と特徴



真庭サテライトキャンパスは、真庭市中島に位置し、旧岡山県立真庭高校久世校地内の農業実習棟を一部改修して設置されました。このキャンパスは主に、木材や林業、木造建築に関する学術調査や研究の場として利用されるほか、地域をフィールドにした学生の実習活動の拠点ともなります。具体的には、真庭市を中心に県北地域のリソースを活用したプロジェクトやワークショップが実施され、学生たちが実社会での経験を積む場が提供されます。

地域資源の価値を再発見する



オープニングセレモニーでは、岡山大学の那須保友学長が挨拶し、「木材産業を中心に真庭市及び県北地域の資源価値を再発見し、学生と教員がともに知識を深めて、生態系に配慮した社会の構築に向け、地域の皆さまと連携していきたい」と強調しました。また、太田市長も、地域の学びや働きが循環することで、中山間地域に活気を取り戻す期待を述べました。

実践的な学びの場としてのワークショップ



セレモニー終了後、那須学長と太田市長は「森林・木材・木造建築に関するワークショップ」の初回講義を見学しました。このワークショップは、学生たちが現場での実体験を通じて地域課題に取り組む機会を提供することを目的としています。学生たちが学んだ知識を活かし、地域に貢献する姿勢が非常に重要視されており、未来のリーダーを育成するための重要なステップとなるでしょう。

持続可能な未来に向けた取り組み



岡山大学は国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を強く支持しており、地域の特性を活かした研究活動を推進しています。真庭サテライトキャンパスの設置は、その一環として、地域とともに持続可能な未来を切り開くための新たな試みです。今後も、岡山大学と真庭市のパートナーシップを通じて、地域と共に成長し続ける取り組みに期待が寄せられています。

真庭サテライトキャンパスでは、岡山大学が有する研究資源と地域のニーズを結びつけ、持続可能で活気ある地域社会の実現に向けて共に歩むことを目指しています。次世代の学生たちがこの新しいキャンパスで多くのことを学び、地域課題の解決に取り組む姿を楽しみにしたいと思います。


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