エプコが女性活躍推進企業としての最高位を達成
株式会社エプコ(東京都墨田区)が厚生労働省から「えるぼし認定」の最高位である3つ星を取得しました。この認定は、女性の職業生活における活躍を推進するための取り組みが評価されるもので、エプコの努力が実を結んだ証です。
えるぼし認定とは
「えるぼし認定」は、女性活躍推進法に基づき採用、職場環境、管理職比率などの5つの項目で優れた取り組みを行っている企業に与えられる制度です。3つ星はその中でも最高位に位置づけられており、エプコのダイバーシティへのコミットメントが反映されています。
エプコの企業理念と戦略
エプコは「住まいと暮らし、環境を支える」をミッションとして、住宅のライフサイクルに関わる設計・メンテナンス・再生可能エネルギーサービスを提供しています。全てが知識集約型のソフトサービスであり、企業としての価値は「人的資本」にあります。
2025年に策定した中期経営計画の柱は次の3領域です。
1.
住宅領域: デジタル技術を活用し生産性の向上を図る。
2.
再エネ領域: 設備の普及により売上を拡大。
3.
新規事業領域: 火災保険・BIM(Building Information Modeling)・データ活用など新たなビジネス展開。
これらの戦略を成功させるためには、必要なスキルを持つ人材の確保や柔軟に対応できる組織の構築が不可欠です。エプコはダイバーシティとイノベーションを人材戦略の中心に措き、各テーマに対して多様な施策を展開しています。
男女ともに働きやすい職場環境
特にエプコは、男女比率がほぼ均等で、男女を問わず働きやすい環境を整備することが生産性向上に直結すると考えています。今回の認定は、誰もが挑戦できる環境を作ってきた結果と言えるでしょう。その取り組みは今後も継続され、さらなる組織の強化へとつながると期待されています。
主な今後の取り組み
エプコは、一般事業主行動計画(2025年4月1日~2030年3月31日)に基づき、労働環境を整えるための4つのテーマを設定しました。
1.
女性の管理職割合: 全体の22.0%以上を目指す。
2.
若手社員の定着率: 80%以上を保持する。
3.
男性の育児休業取得率: 80%以上を達成する。
4.
フルタイム労働者の労働時間: 25~39歳の法定時間外労働が月平均45時間未満を維持する。
これらの目標を達成することで、エプコは誰もが自分らしく働ける職場環境をさらに進化させ、住宅業界への価値あるサービス提供と事業の成長に寄与していくことを目指しています。
会社概要
エプコは「CARBON NEUTRALITY」をテーマに掲げ、「HCDs(Housing Carbon Neutrality Digital Solutions)」を通じて、脱炭素と建築DXを実現しています。また、東京電力エナジーパートナーと共に設立した「TEPCOホームテック」とのパートナーシップを活かし、さまざまな社会課題に取り組んでいます。
所在地: 東京都墨田区太平4-1-3 オリナスタワー12階
公式サイト:
エプコのウェブサイト
このように、エプコは持続可能な未来を見据え、女性が活躍できる環境を整備し、事業の成長を続けています。