シェアサイクル『チャリチャリ』が福岡で環境保護に貢献
シェアサイクルサービス『チャリチャリ』を運営するチャリチャリ株式会社が、福岡市の脱炭素社会実現に向けた取り組みに協賛することを発表しました。このプロジェクト「脱炭素エキデン福岡」では、個々の市民が家計の一環として、また楽しみながら脱炭素行動を実践することを目指しています。
脱炭素エキデン福岡とは?
このプロジェクトは、参加者がエコライフアプリ「SPOBY(スポビー)」を使って、自身の脱炭素量を計測し、具体的な行動変容を促す取り組みです。例えば、通常は車を使う場面で自転車や徒歩を選ぶことで、参加者は自分の脱炭素スコアを貯めることができます。貯まったスコアは、様々なご褒美と交換可能です。これにより、地域全体へ環境意識を広める狙いがあります。
チャリチャリの取り組み
チャリチャリは福岡で2018年のサービス開始以来、全国9都市に展開しており、累計3,200万回以上の利用実績があります。2024年には967万回の利用が見込まれ、走行距離は1,900万キロメートルを超えます。この利用により、年間2,340トンの二酸化炭素排出量を削減するなど、大きな成果を上げています。
地域への貢献
特に福岡エリア(福岡市・志免町・粕屋町)では、チャリチャリの利用が続くことで、約26万本の杉の木が吸収する二酸化炭素量に相当する削減効果が見られます。フレーム・パーツの設計から製造、管理まで自社で行うチャリチャリは、環境に配慮した責任あるビジネスモデルを実践しています。
未来に向けた企業活動
チャリチャリが掲げるのは「つくる責任、つかう責任」という考え方です。持続可能な交通手段として、地域社会の課題解決に貢献することを目指しています。「脱炭素エキデン福岡」の趣旨に賛同し、市民と企業が協力しながら、脱炭素型ライフスタイルへの移行を促すアクションを引き続き推進していく姿勢を見せています。
参加方法や詳細
福岡市は「2040年度温室効果ガス排出量実質ゼロ」という目標を掲げ、2030年度には46%を超える50%の削減を目指しています。市民が快適に楽しめる脱炭素行動の推進には、個人の参加が不可欠。エコライフアプリ「SPOBY」を活用し、自身の行動を見える化することで、日常生活の中での取り組みが促進されます。
本プロジェクトは2025年3月から実施され、福岡県内外の30社以上が参加予定です。具体的な内容や参加手続きについては、プロジェクトの公式サイトを参照してください。
チャリチャリの基本情報
「チャリチャリ」は、スマートフォンアプリを利用したシェアサイクルサービス。使用方法は簡単で、自転車は1分7円、電動アシスト自転車は1分17円で利用可能です。福岡エリアの利用を通じて、日常の移動を快適に、かつ環境に優しい形で提供することを目指しています。
福岡市内では、未活用スペースを「チャリチャリ」のポートとして活用することもでき、地域の皆さんに新たな価値を提案しています。興味のある方は、公式サイトから詳細を確認することをおすすめします。
チャリチャリ公式サイトでは、最新情報やイベントの案内が随時掲載されています。この機会に、地域の未来を考える活動にぜひ参加してみてはいかがでしょうか。