SEAL表参道本店の魅力
東京都港区、表参道に位置する「SEAL」は、廃タイヤチューブを素材にしたアップサイクルブランドです。2023年2月に始まった同店のワークショップは、参加者が累計3,000人を超えるという盛況ぶりを見せています。このワークショップは、製品を購入するだけではなく、実際に手を動かしながらアップサイクルのプロセスを体験できる場となっています。
幅広い世代が楽しむ体験型ワークショップ
「SEAL」では、この2年半の間に15種類ものワークショップが展開されており、参加者がタイヤチューブ素材を選ぶところからスタートします。ハンドソーイングやカシメの取付けなどといった手作業により、鞄のアクセサリーや日常使いの小物を自分で作る楽しさを提供しています。この体験時間は最長でも15分程度なので、気軽に参加でき、家族や友人同士でも楽しむことができる点が好評です。
実際に参加者の70%は、製品の購入と同時にワークショップを体験し、30%はワークショップ専用目当てで来店しています。参加理由については、40%が「廃タイヤ製品への興味」、30%が「ものづくり体験への関心」と回答。年代層も多様で、10代から60代までが楽しめる内容となっています。ファミリー、カップル、友人同士が集まり、年齢に関わらず参加することができるのがいい点で、訪れるたびに新しい仲間との出会いも期待できます。
環境意識とアップサイクルへの関心
最近の参加者の中には、SDGsに共感を寄せる方も多く、環境意識の高まりがワークショップ参加の動機となっているようです。廃タイヤを利用した製品に対する興味や、クラフトへの関心が、人々を集める大きな要因になっています。このワークショップを通じて、ただの商品を消費するだけでなく、環境に配慮したものづくりの重要性を広めていくのが「SEAL」の理念です。
今後の展開と新たな楽しみ
現時点ではタイヤチューブを中心としたワークショップですが、今後は製造過程で生じる他の廃材を利用して新たな体験を提供する予定です。すでに広がっている廃材やクラフトへの興味に応えられる形で、新たなアイデアに満ちたワークショップを開催していく考えです。これにより、さらに多くの人々が楽しめる場を提供し、アップサイクルの楽しみが広がっていくことでしょう。
店長の想いと参加者へのメッセージ
表参道本店の店長である熊木さんは、「ワークショップが始まって2年半以上が経ち、たくさんのお客様にご参加いただきました。アイテムは2〜3ヶ月ごとに変わるため、次はどんな物を作ろうかとスタッフと共に考えています。参加者との新たな出会いも楽しんでおり、多くの方が新アイテムに会いに来てくださっています。自分で作る喜びや、その時間を楽しんでいただければ、私たちも幸せです。初めての方も気軽にお立ち寄りいただければと思います」と、心温まるメッセージを寄せています。
SEAL表参道本店の基本情報
店舗情報
- - 店舗名:SEAL表参道本店
- - 所在地:東京都港区南青山5-17-12 リオン南青山1階
- - 営業時間:11:00~19:00(火曜定休)
- - 店舗HP:SEAL表参道本店
- - ブランドHP:SEAL公式サイト
企業情報
- - 会社名:株式会社モンドデザイン
- - 所在地:東京都港区南青山5-17-12 リオン南青山3階
- - 設立:2006年11月17日
- - 資本金:1,000万円
- - 代表取締役:堀池 洋平
- - URL:モンドデザイン