渋谷の農体験
2025-09-08 14:13:45

渋谷で体験!アーバンファーミングが生む未来の食文化の形

渋谷で体験!アーバンファーミングが生む未来の食文化の形



2025年8月2日と3日の2日間、東京都渋谷区の「TENOHA代官山」で、キユーピー株式会社と一般社団法人渋谷未来デザインの主催による『シブヤで農体験!~Farm to Table~』というユニークなイベントが開催されました。約70名の小学生とその保護者が集まり、都市農業を学びながら実際に農体験をする内容となっています。

アーバンファーミングが注目される理由


現代の都市においては、食糧問題や環境問題は深刻な課題です。特に、温暖化や緑地の減少が進む中で、アーバンファーミングは注目の的となっています。このイベントは、そうした問題に対処するための一歩として位置付けられ、多くの人々が自然と接し、食を育てる喜びを体験する機会として企画されました。

イベントの流れと内容


参加者は、まずアーバンファーミングについての講義からスタートしました。プランティオやキユーピーの社員による説明で、アーバンファーミングの重要性と、その楽しさを学びました。その後、子どもたちはプランターで育った野菜を収穫する体験に移りました。初めは緊張した面持ちの子どもたちも、収穫を重ねるにつれて笑顔が溢れ、会場は和やかな雰囲気に包まれました。

収穫した野菜を使って、参加者同士でサラダ作りに挑戦しました。自分で切り分け、盛り付けたサラダは、キユーピーのマヨネーズとともに試食することで、まさに『Farm to Table』の実体験となりました。保護者からは「苦手な野菜も自分で作ったからか、よく食べてるね!」という嬉しい声が聞こえてきました。

野菜を育てる楽しさ


もう一つのハイライトは、自宅で続けられる農体験のために、卵の殻を再利用したフィルムプランターを使った種まき体験でした。参加者は4種類の種の中から1つを選び、お土産として家庭に持ち帰ります。これにより、参加者は自宅でもアーバンファーミングを楽しむことができ、家庭の中で生物多様性を育む手助けをしてくれるのです。

体験を終えた子どもたちからは「自分で育てた野菜を使ったサラダが美味しかった」「種まきが楽しかった」など、楽しさを伝える声が多く寄せられました。このような経験が、次世代の食文化や環境意識の醸成に繋がることを期待したいですね。

未来に向けた展望


今回のイベントは、単なる農業体験にとどまらず、都市の持続可能性やコミュニティの形成を見据えた取り組みともいえます。キユーピーは「SHIBUYA Urban Farming Project」を通じて、今後もアーバンファーミングを支援し続け、生物多様性保全に貢献する姿勢を貫いていく意向を表明しています。

社会が抱えるさまざまな問題に対して、子どもたちが自ら考え、行動する姿勢を育むことは、未来の社会を作るための重要な要素となるでしょう。渋谷という都市の中心で、得られた経験を通して、次世代の感覚と価値観が育まれることに期待を寄せています。


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