VCスタートアップ健康保険組合が加入者数30,000人を突破
2025年12月1日、VCスタートアップ健康保険組合は加入者数が30,658人に達したことを発表しました。これは、2024年6月1日の設立時に10,489人だった加入者数が、1年半で約3倍に急増した結果です。この成長は、スタートアップ業界における労働者の健康を支える意義深い成果と言えます。
健康経営を支える新機能「ダッシュボード」
2025年12月11日には、加入事業所向けポータルサイト「mykenpo」において、自社の健康状態を相対的に把握できる「ダッシュボード」機能がリリースされました。この機能により、各事業所は健診結果や適用データを基に、自社平均と組合内平均の数値を比較できます。これにより、経営者や人事担当者は社内の健康状態や課題を客観的に把握しやすくなり、健康経営の実現をサポートします。
成長の実績
この1年半で、加入事業所数も180社から456社に増加し、加入者の年齢層や属性についても変化が見られます。例えば、被保険者の平均年齢は35.5歳から36.1歳へ、平均標準報酬月額は554千円から582千円にまで向上しました。また、被保険者の男女比も66:34から65:35に変わり、より多様な環境が広がっています。
権限管理の柔軟性向上
「ダッシュボード」機能のリリースにあわせ、mykenpoの事業所ユーザーの権限設定をより詳細に行えるようになりました。用意されたロールに加えて、事業所独自のカスタムロールも設定できるため、それぞれのニーズに対応した柔軟な権限管理が可能になりました。
今後のビジョン
今回30,000人を超えた加入者数は、スタートアップ産業の成長とともに、健康保険組合としての役割が拡大していることを示す重要な節目となりました。今後、当組合は「働く人とその家族の健やかなライフを実現する」というミッションを掲げ、以下の分野をさらに強化していく方針です。
- - 健康診断や保健指導など、保健事業の充実
- - AIやデジタル化を利用した給付や審査の迅速化
- - 加入事業所向けの産業保健支援の強化
これらの取り組みを通じて、スタートアップ業界の持続的な成長を支える体制を整備していきます。
組合の概要
VCスタートアップ健康保険組合は、スタートアップ企業とベンチャーキャピタル向けに新たに創設された医療保険です。2024年6月1日に運営を開始し、業界のアップデートを目指すスタートアップとして、健康保険業界に新風を吹き込むことに取り組んでいます。所在地は東京都千代田区大手町の大手町ビル内にあり、詳細は公式ウェブサイト
こちらをご覧ください。
健康経営を実現するため、あなたの職場でも頭を悩ませている健康課題の解決に向け、一緒に歩んでいきましょう!