岡山県美星町で楽しむ全国初のガンダムマンホール体験とSNSの大反響

岡山県井原市の美星町で、注目の観光イベント「ガンダムマンホール」×重ね捺しスタンプラリーが進行中です。この取り組みは全国初の試みで、SNSの投稿後わずか2週間で、なんと400万再生を超える広がりを見せています。美星町観光協会が発信した動画は、多くの人々の心を掴み、その反響から観光客も増加中です。

スタンプラリーの詳細

「ガンダムマンホール」のデザインを取り入れたスタンプラリーは、美星町の観光名所を巡る新しい楽しみ方を提供します。このイベントは、美星町観光協会が「ガンダムマンホールプロジェクト」に寄贈されたガンダムマンホールをもとに企画され、シャチハタ株式会社の協力により重ね捺しスタンプが製作されました。2024年11月からスタンプラリーが始まり、参加者は美星町内の5か所に設置された6つのスタンプを集めることができます。

参加者は200円でスタンプラリー専用の台紙を購入し、任意の場所からスタート可能です。美星天文台、中世夢が原、星の郷青空市、星の郷観光案内所、カフェイルパタタなど、魅力的なスポットでスタンプを押していくスリルは、家族連れや友人同士での訪問にぴったりです。ここで集めたスタンプを特定の数集めると、完成特典としてガンダムマンホールストラップが100円引きで手に入ります。まるで版画のようにガンダムマンホールが完成していく過程を楽しみながら、町の魅力を再発見できる良い機会になるでしょう。

SNSでの反響の影響

このスタンプラリーの宣伝動画が公開されてから2週間の間で、陸続と訪れる人々やSNSでのコメントが寄せられています。「美星町を初めて知った」「訪問したい」といった声が多く、SNSの力が観光地の知名度を高めていることを証明しています。実際に、スタンプラリー台紙の販売数も前月比で800％の増加を記録しており、ますます多くの人々が美星町を訪れるようになっています。

美星町の魅力

美星町は古くから「美しい星が見えるまち」として知られており、住民たちが北極星を神と崇める文化があります。また、天体観測にも適した環境が重視され、多くのアマチュア天文家が訪れてきました。ここ美星町では、1989年に国内初の「美しい星空を守る美星町光害防止条例」が制定され、その後も美しい星空を保護するための取り組みが行われています。最近では、国際ダークスカイ協会から星空保護区に認定されるなど、地域の星空環境が国内外で注目されています。

ガンダムとの関わり

なぜ井原市でガンダムなのか気になるところですが、これはバンダイナムコグループが企画した「ガンダムプロジェクト」によるものです。井原市がこのプロジェクトに手を挙げ、実際に美星町に「R X-78-2ガンダム」と「星空保護区」のコラボマンホールが寄贈されました。伝説的なアニメとのコラボレーションが、美星町の既存の魅力をさらに引き立てています。