親孝行を促進する新たなサービスが始動
日本は超高齢社会に突入し、単身高齢世帯の数は900万人を超えました。これにより「社会的孤立」の問題が深刻化しており、多くの現役世代が親の健康や孤独を心配しています。そんな中、食品のサブスクリプションサービスを手がけるオイシックス・ラ・大地株式会社の子会社、株式会社とくし丸が新たに企業向け福利厚生サービスを提供することになりました。このサービスは、社員の親に向けて定期的にシニア向け情報誌『ぐ〜す〜月刊とくし丸』を送る仕組みです。
高齢者の孤立を防ぐ「ぐ〜す〜月刊とくし丸」
全国で約1200台の移動スーパー「とくし丸」を運営している同社は、買い物に行くことが難しい高齢者と日々向き合っています。その過程で、高齢者の孤立が深刻な社会問題であることを痛感しています。厚生労働省の調査によると、一人暮らし高齢者の割合は今後も増加し続ける見込みであり、「会話の頻度が1週間に1回以下」という深刻な状況にある方も多いことがわかりました。このような背景から、名付けて『ぐ〜す〜月刊とくし丸』が誕生し、70〜90代の高齢者が安心して社会と繋がれる情報を提供することを目的としています。
「三方よし」のサービス提供
そのサービスの最大の特長は、親・子・企業の三者にとって「三方よし」を実現することです。まず、親御さんが『ぐ〜す〜月刊とくし丸』を読むことで、懐かしい昭和のネタや同世代の投稿を通じて、社会との接点を持つことができます。次に、従業員には、親に「雑誌届いた?」と声をかける自然なきっかけが生まれ、親子のコミュニケーションを促進します。そして最後に、企業は社員の家族を大切にする姿勢を示すことで、従業員の信頼感や安心感を高めることができます。
導入企業からの好評の声
既に試験的に導入している企業からは、これまでの福利厚生とは異なる高評価の声が寄せられています。ある建設会社の例では、離れて暮らす親が心担うスタッフが多く、雑誌のおかげでコミュニケーションが円滑になったとのこと。また、実際に親御さんへの雑誌を送った方からは、母親との会話が豊かになり、企業が家族のことにも目を向けてくれたことに感謝の意を表する声も届いています。こうしたサービスが企業と社員間の絆をさらに深める一助となっています。
具体的なサービス内容
この福利厚生サービスは、70〜90代向けの情報誌『ぐ〜す〜月刊とくし丸』を、高齢の親御さんが住む実家へ郵送するものです。偶数月の1日に発行され、年間6回届けられます。雑誌は、国内最大級の文字サイズを使用し、高齢者が読みやすい設計になっています。また、読者参加型のページも充実しており、毎月100通を超える読者ハガキが届くため、読み手が「参加する喜び」を享受することができます。
利用料金と手続きについて
この福利厚生サービスは、企業負担となり、年間のお一人あたりの料金は2,280円(税込・送料込)という手頃な価格です。企業単位での申し込みが可能で、1名分から対応しており、スムーズに導入が可能です。
世代を超えた交流を促すこの取り組みが、社会的孤立を防ぎ、安心して暮らせる環境づくりに貢献することを期待しています。詳細やお申し込みについては、公式サイトを訪れるか、移動スーパー「とくし丸」にお問い合わせを!