大学対抗K-POPカバーダンス日本一決定戦『UNIKP』
2025年9月1日、東京のZepp DiverCityで開催された「UNIKP 2025 Vol.12 決勝戦/敗者復活戦」では、早稲田大学のダンスサークル「Twinkle」がGIRLS部門、BOYS部門の両方で見事に優勝し、アベック優勝を達成しました。この大会は、大学生がそのダンススキルを競い合う場として注目を集めており、特にK-POPファンにとって見逃せないイベントです。
大会の特別審査員
大会を大いに盛り上げたのは、特別審査員として参加したダンサー・振付師のRENAN氏です。彼は、aespaやILLITの振付で知られる実力派であり、最近では『CHOREO AWARD 2024』で振付師大賞とベスト女性K-POP振付賞を受賞したことでも注目を集めました。RENAN氏は、自身のダンス経験を通じて「大人数の編成で協調を生むことの難しさ」を語り、参加チームの努力に感動したと話しました。
審査員には、K-POP界での功績があるパク・チャンホ氏や岡嶋かな多氏、王載雄(ワン・ジェウン)氏が揃い、華やかな顔ぶれが揃いました。さらに、MCにはYouTubeで30万人以上の登録者を誇るK-POPダンス解説者のARATA氏が登場し、イベントを盛り上げました。
早稲田大学「Twinkle」の特長
早稲田大学の「Twinkle Girls」は、NewJeansの「GODS」をテーマにしたパフォーマンスを披露しました。彼女たちは大人数ならではのスケール感と緻密なフォーメーションに拘り、見事な演技で優勝を勝ち取りました。「念願の優勝が本当に嬉しい」と話す彼女たちの姿からは、努力の結晶が垣間見えました。
一方、「Twinkle Boys」はNCT 127の「Kick It」など、力強いパフォーマンスで会場を魅了しました。彼たちは今大会で初めての優勝を果たし、「今後もUNIKPに挑戦し続けるので、応援してほしい」と、次なる目標を掲げました。
大会結果
ここで、UNIKP 2025 Vol.12の結果を振り返ります。GIRLS部門で優勝を果たしたのは早稲田大学の「Twinkle Girls」で、準優勝は桜美林大学の「Brisk」、第3位は早稲田大学の「nova Girls」が占めました。一方、BOYS部門では、「Twinkle Boys」が優勝し、準優勝は近畿大学の「VIXCY Boys」が獲得しました。
UNIKPの魅力とは
UNIKPは2018年に設立された大学対抗K-POPカバーダンス日本一決定戦で、毎年盛況のうちに開催されています。単なる振り付けの模倣ではなく、ダンスを通じてエンターテインメントの完成度を競い、K-POPアーティストへのリスペクトを大切にする姿勢がこの大会の魅力です。
開催概要
- - 名称: UNIKP 2025 Vol.12 決勝戦/敗者復活戦
- - 日時: 2025年9月1日(月)
- - 会場: Zepp DiverCity (TOKYO)
公式リンク
K-POP愛好者や学生たちにとって、この大会は新たな出発点となることでしょう。早稲田大学の「Twinkle」はその名を高め、今後さらなる挑戦が期待されます。