ICSJ2025で白山が提案する新たな光通信技術とGrinEB®コネクタ

2025年のICSJで白山が発信する新技術とは

株式会社白山が、2025年11月12日から14日まで立命館朱雀キャンパスで開催されるIEEE CPMT Symposium Japan (ICSJ2025)に出展します。この国際会議では、光通信とデータセンター分野の先端技術が研究者や業界関係者によって発表されます。白山は、次世代光通信に貢献する製品や技術を披露する機会を得ています。

展示会の概要

ICSJは、光通信技術や先端電子パッケージ技術の最新研究が発表される場であり、多くの専門家が集まり情報交換を行います。展示会の概要は以下の通りです。

- 展示会名: IEEE CPMT Symposium Japan（ICSJ2025）
- 開催日時: 2025年11月12日（水）～14日（金）
- 開催場所: 立命館朱雀キャンパス 4階共用ラウンジ
- 主催: IEEE Electronics Packaging Society（EPS）
- ホームページ: IEEE-CPMT

論文発表について

白山では、2025年11月14日（金）の14時10分から、「Single Mode Expanded Beam Connector for Immersion Cooling System Using GRIN Lens」というテーマで論文を発表します。その発表者はアレキサンダー・ウィリアム・セティワン・プトラです。

近年のデータセンターでは、AI技術の進展によりトラフィックが増大し、発熱対策が重要な課題となっています。これに対処するため、液浸冷却環境に適した信頼性の高い接続技術が求められています。本論文では、日本板硝子が開発したSELFOC®レンズを使用し、物理接触を必要としないGrinEB®コネクタの開発成果を紹介します。これにより、従来のMPOコネクタの課題を克服し、高い信頼性を提供することを目指しています。

展示内容の詳細

展示会では、光通信市場における次世代技術の普及を目指す白山の最新製品が展示されます。特に注目すべきは、GrinEB®コネクタとその関連技術であるCMF®です。

過去の展示会で良い評価を得たこれらの製品は、業界の関心を集め、新たなウィンドウを開く可能性を秘めています。さらに、標準のMTフェルールやCPO向け開発品なども紹介予定で、幅広い光接続技術のソリューションを提供します。