共感のアート展
2025-02-05 10:29:15

共感と創造でつながる「ひきこもり」アート展、渋谷で開催

「“HIKIKOMORI”ANYONE?他人事じゃないかも展」渋谷で開催



2024年2月19日(水)から24日(月)まで、渋谷のn_spaceで開催されるアート展「“HIKIKOMORI”ANYONE?他人事じゃないかも展」が注目を集めています。この企画は厚生労働省の主導のもと、パルシステム連合会が参加し、ひきこもり当事者や経験者とクリエイターが「生きづらさ」をテーマに共鳴し合いながら生み出したアートを展示します。

アートを通じた理解の促進



このイベントは、ひきこもり当事者の声をアートの形にすることで、現状を理解し、共感を促すことを目的としています。パルシステムは、様々な背景や立場の人々とのコミュニケーションの一環としてアート展を企画しました。当事者が抱える思いをクリエイターとともに表現することで、多くの人々にその気持ちを伝えようとしています。

アンバサダー宮本亞門が参加



アート展のアンバサダーとして、演出家の宮本亞門さんが関わっています。彼自身もひきこもりの経験を持ち、その思いを反映させた作品を作り出します。事前に行われた「人生ドラマワークショップ」では、当事者の体験を基にした朗読劇が企画され、他の参加者が演じることでより深い理解を促しています。

ヒャダインさんのミュージックビデオも



また、音楽クリエイターのヒャダインさんにも注目が集まっています。彼はひきこもり経験のあるボカロプロデューサーを募集し、その楽曲をプロデュース。ミュージックビデオとして公開される予定で、音楽を通じてのメッセージも発信されています。

多様なアート作品が揃う



展示作品には、映像や絵画をはじめ、現代美術家である渡辺篤さんが提案したリモート参加型のアートも含まれています。このプロジェクトでは、全国の当事者とリアルタイムでつながり、ライトを点灯させるオブジェなどを用いて「共創」を表現しています。

他にも、漫画やVR映像、俳句と写真のコラボ展示など、さまざまな形で当事者の思いを可視化するアートが並びます。特に、ひうらさとるさんの女性当事者の心の葛藤をテーマにした漫画展示や、せきぐちあいみさんによるVR作品は注目を集めることでしょう。

ひきこもりVOICE STATIONフェスも同時開催



さらに、アート展の開催に合わせて、2月22日(土)には「ひきこもりVOICE STATIONフェス」が渋谷ヒカリエで実施されます。このイベントでは、作品が誕生するまでの過程や、参加クリエイターとの対話を通じて、より深い理解が得られるでしょう。

アート展の詳細とアクセス



「“HIKIKOMORI”ANYONE?他人事じゃないかも展」の詳細は以下の通りです。
【開催日時】2024年2月19日(水)~24日(月) 11時~19時(最終日は17時まで)
【会場】渋谷n_space(東京都渋谷区宇田川町13-9 KNビル1F~2F)
【アクセス】渋谷駅ハチ公前から徒歩5分
【イベント詳細】公式サイト

参加クリエイター一覧


  • - 宮本亞門(演出家・アンバサダー)
  • - ヒャダイン(音楽クリエイター)
  • - ひうらさとる(漫画家)
  • - せきぐちあいみ(VRアーティスト)
  • - 渡辺篤(現代美術家)

誰もが暮らしやすく、理解し合える社会の実現にむけて、アートという新たな手法で声を届けるこの試みにぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。


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