キヤノンマーケティングジャパン、2024年度統合報告書を公開
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(通称、キヤノンMJ)は、最近「統合報告書2024」を発行し、その内容を公式ホームページで公開しました。この報告書は、株主や投資家だけではなく、全てのステークホルダーに向けて作成されたもので、同社の活動についての理解を深めてもらうための重要なコミュニケーションツールとして位置付けられています。
統合報告書の目的
キヤノンMJは2019年度から統合報告書を発行しており、毎年更新されています。新たに発行された2024年度版では、企業がどのように持続可能な成長を目指し、社会課題に取り組んでいるかが詳細に解説されています。特に、2024年1月より新たに掲げた「未来マーケティング企業」というパーパスが強調されています。このパーパスのもと、キヤノンMJは様々なステークホルダーとの共創や協業を推進し、顧客のニーズや社会課題に対応するソリューションを提供することを目指しています。
報告書のテーマと内容
統合報告書2024のテーマは「課題解決力の源泉と次なる成長への布石」であり、キヤノンMJグループの強みとなる「人」「技術」「顧客基盤」を活かし、これらの要素がどのように社会課題の解決や成長に寄与するのかを探求する内容になっています。具体的には、以下の特集が掲載されています:
- - 社員座談会: 多様なキャリアを持つ社員がITソリューションへのアプローチやスキル向上の取り組みについて語っています。
- - 独自技術の紹介: 社会課題解決に向けたソリューション事例や、パートナー企業との資本業務提携に関するコメントが収録されています。
- - 顧客の声: 大手企業から個人のお客様まで、キヤノンMJグループの強みや今後の期待についての声がまとめられています。
ガバナンスと成長戦略
さらに、ガバナンスに関する特集では、社内取締役と社外取締役の対談が掲載されており、持続的な成長に向けた取り組みについて、それぞれの立場から意見が交わされています。この対談は、企業の透明性や責任ある経営の重要性を理解するために非常に有用です。
今後の発信
キヤノンMJは、この報告書を通じてステークホルダーに対する理解を深めてもらうことを目指しており、企業価値の向上に向けた取り組みを今後も積極的に発信していく予定です。キヤノンMJグループの成長戦略や社内での注力がどのような形で社会に影響を与えるのか、今後の展開が非常に楽しみです。
目次の紹介
統合報告書2024の目次には、サステナビリティマネジメントや中期経営計画の進捗、セグメント別の事業戦略、さらには10年間の要約財務情報などが盛り込まれており、キヤノンMJグループの全体像を把握することができます。
この報告書はA4版で98ページ、PDF形式で日本語が用意されています(英語版は7月に公開予定)。最新の情報や企業の取り組みを知りたい方は、ぜひキヤノンMJの公式サイトからダウンロードしてご覧ください。