ロッテ・ドジャースの監督が語る日本とMLBの違いと大谷翔平について

アメリカと日本、野球の違いを知る

先日、アメリカ・メジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースを率いるデーブ・ロバーツ監督が、特別インタビューに応じました。このインタビューは、ABEMAの番組『おはようロバーツ』の中で行われ、その内容は今話題になっています。

ロバーツ監督は、アメリカのメジャーリーグ（MLB）と日本のプロ野球の違いについて詳しく語りました。まず最初に、攻撃と守備のスタイルには明確な違いがあると言及しています。MLBでは長打を重視していますが、日本では小さなヒットが多いという傾向があるそうです。これはスコアを重ねるための戦略が異なることを示唆しており、監督ならではの視点です。

攻撃と守備の違い

ロバーツ監督は守備のスタイルについても触れ、日本の選手たちがしっかりとした基礎を持っていることを強調しました。また、投球法についても言及し、アメリカでは球速や球威が重視されるのに対し、日本ではスライダーやスプリットが多用される点が対照的だと説明しました。

さらに、先発投手の登板間隔についても触れ、今季の開幕当初に日本のスター選手がMLB流の登板間隔で調整されていた理由を明かしました。ロバーツ監督は、若手選手が急激な環境の変化に対応するためには、慎重なアプローチが必要であると語っています。

DH制と大谷翔平の獲得

また、DH制が日本ではパ・リーグのみ採用されていますが、アメリカのMLBでは両リーグで導入されています。このDH制度について、ロバーツ監督はファンの楽しみや野球界にとっての意義を述べました。「当初、大谷翔平選手がドジャースに来ることをためらったのは、DH枠がなかったからだ」と、大谷選手の獲得がどれほど難しかったかを振り返っています。

ロバーツ監督の歴代MLBベストナイン

さらに、この番組ではロバーツ監督が選ぶ「歴代MLBベストナイン」の名前も挙げられました。捕手にはバスター・ポージー、一塁にはフレディ・フリーマン、そして二塁にはロベルト・アロマー、三塁にはスコット・ローレンと、非常に豪華なラインナップが披露されましたが、その中でも特に注目されたのは、日本のイチロー選手の存在と「言うまでもなく翔平」と名指しされた大谷選手です。

プライベートな一面も

また、インタビューの中でロバーツ監督のプライベートにも触れ、愛車やファッションにこだわりなどが語られました。彼は選手としてだけでなく、一人の人間としても多面的な魅力を持っています。

現在、ABEMAではこのインタビューが無料で配信されており、スケジュールをチェックすることができます。野球ファンにとっては、絶対に見逃せない内容となっていること間違いなしです。次の放送もぜひ楽しんでください。