EPOの受賞
2025-12-17 12:22:27

特定非営利活動法人EPO、東京都女性活躍推進大賞を受賞する意義

特定非営利活動法人EPOが大賞を受賞



2023年、特定非営利活動法人EPOが東京都が実施した「令和7年度 女性活躍推進大賞」において、見事に大賞を獲得したことが発表されました。この賞は、全ての女性が意欲や能力に応じて多様な生き方を選べるよう、地域社会における女性の活躍を奨励するものです。1月下旬に予定されている贈呈式には東京都知事も出席する予定です。

この受賞は、こうした社会の実現に向けた取り組みが評価された結果であり、多くの企業や団体の努力が認められるきっかけともなります。特に今年は、事業者部門で過去最多の60件、地域部門で12件が応募し、合計72件から11団体が表彰される中での受賞となりました。

EPOの事業内容



特定非営利活動法人EPOは、東京都江戸川区に本社を構え、重症心身障がい児を対象とした通所支援施設「ここね」を運営しています。「ここね」は、児童発達支援と放課後等デイサービスを提供し、毎日多くの子どもたちが安心して支援を受けています。活動は0〜6歳向けの児童発達支援と、小学生以上のための放課後等デイサービスに分かれており、江戸川区と足立区で4ヶ所の事業所を展開しています。

定員は1日5名と少人数制を採用しており、看護師や保育士、理学療法士などの専門職チームが一丸となって、お子さま一人ひとりに寄り添った支援を行っています。送迎から昼食、活動プログラムまで、すべてが組み込まれた日常的な支援が整っています。

COCOLONの展開



また、重症心身障がい児とその家族、きょうだい児、支援者が安心して“遊び・学び・つながる”ためのコミュニティ「COCOLON」も展開しています。このコミュニティは、リアルおよびオンラインで活動し、2024年には34回のイベントやセミナーを開催し、約1000名を参加させる予定です。これにより、重症心身障がい児の家族が互いにつながり、孤立感を軽減することを目指しています。

COCOLONでは、遊びや交流のイベント、子育てや支援に関するセミナーなどを提供しており、参加者は特性や興味に応じたプログラムに気軽に参加できるのが特徴です。大規模なイベントから少人数制のものまで、様々な形でコミュニティ形成が進められています。

今後の展望



EPOは今後も重症心身障がい児とその家族を支えることを使命とし、地域づくりにも寄与したいと考えています。母親や家族が抱える孤独や不安に寄り添い、いつでも相談できる場所の提供を目指しています。質の高い支援を通じて、さらに多くの家族が社会参加できるようにサポートを続ける意向です。

理事長の齋藤えりか氏は、今回の受賞の意味を深く受け止めており、支援の質を高めるための努力を続けていく決意を述べています。スタッフ一人ひとりの努力が、このような形で認められたことは大きな励みであり、さらなる成長につながるとのこと。

EPOとCOCOLONの活動は、今後も地域の重症心身障がい児とその家族にとっての重要な支援体制となっていくことでしょう。ぜひ、彼らの取り組みに注目してもらいたいと思います。これからも多くの希望を広げる活動が期待されています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

関連リンク

サードペディア百科事典: 女性活躍 EPO ここね

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。