奈良での若者起業家教育の新たな挑戦
株式会社ミライクルラボは、奈良県が推進するオープンイノベーション企画『Dive+Su Meetup』に採択されました。このプログラムは、地域課題の解決を目的としており、若者への起業家教育を通じて、田原本町の地域活性化に貢献することを目指しています。
田原本町のビジョンと教育プログラム
田原本町は「産業クラスター創出」を掲げ、大人と同じく地域に貢献できる若者を育てることに力を入れています。ミライクルラボは、事業者や地方と連携し、新たな教育プログラムを共同開発することにより、次世代の人材育成を目指しています。特に注力しているのは、小・中・高校生を対象としたアントレプレナーシップ教育です。
将来的には田原本町で実施される共創アイデアの実証プログラムを通じて、具体的な成果を報告する場が設けられる予定です。この報告会は2026年に予定されています。
実施するプログラムの概要
今回実施されるプログラムでは、実践的な体験を通じて教育的価値と産業的価値を理解します。特に注目すべきは、ミライクルラボが新たに展開するフルーツハーブティブランド『TEA&THINGS』を用いたワークショップです。
このワークショップでは、TEA&THINGSのフレーバー開発ワークショップを行います。参加者は、地域の素材や特産品であるいちごを活用し、どのように価値を引き出すかを考えながら実際の製品開発に携わります。このプロセスを通じて、社会や地域への関わり方を積極的に考える機会が与えられます。
起業思考の醸成
ミライクルラボのプログラムは、起業や経営を直接の目的にせず、価値創造の背景や人とのつながりを学びながら、参加者の自己発見につながります。演習を通じ、自分の興味ややりたいことを言語化し、単に職業に収束させるのではなく、自分なりの活動の枠組みを模索します。
この試みはまた、小規模自治体でのアントレプレナーシップ教育の成果を検証するもので、地域をより深く理解し、愛着をもって地域に貢献する次世代人材の育成を狙っています。
TEA&THINGSの意義
TEA&THINGSは、地域の規格外フルーツやハーブを使用し、そのストーリーを大切にしたフルーツハーブティブランドです。昨今の環境意識の高まりの中、2022年に福島県で地域事業者や学生との共同開発によりスタート梶化され、地域資源の新たな価値を創出することを目標としています。
今後の展望
ミライクルラボは、「はやく大人になりたくなる」をコンセプトにした教育プログラムを通じ、自らの好奇心や違和感から未来を築く力を育むことを実現しています。アントレプレナー教育だけでなく、探究型の学びも取り入れ、地域と連携する実践型プロジェクトを展開しています。これらの取り組みを継続することで、教育と実社会のバランスを取っていく新たなモデルを作っていくことが期待されます。
連絡先
本件に関するお問い合わせは、株式会社ミライクルラボの広報担当:與川(E-mail:
[email protected])まで。