多様なスタイルの写真家が描く新たな発見を探る展示『Eternalpoleやまびこ』
2025年の夏、東京のCOPYCENTER GALLERYにて注目のグループ展が開催されます。名も知らぬ6人の写真家、Kazuya Yoshino、柘植美咲、西岡心平、藤江龍之介、山本華、石田祐規が集い、各々のスタイルで「発見のよろこび」に迫る作品を展覧します。
展覧会の概要
展覧会のタイトルは『Eternalpoleやまびこ』。開催期間は7月19日(土)から7月26日(土)までで、開廊時間は午後1時から8時まで。初日のレセプションパーティは、18時からミッドナイトまで行われます。入場料は500円(現金またはPayPayでの支払いが可能)です。
この展示では、全く異なるバックグラウンドとスタイルを持つ6人の写真家が、それぞれの個性を活かした作品を発表します。これまであまり交わることのなかった彼らが、一つの空間で互いに影響し合い、新たな視点が生まれる瞬間を楽しめる貴重な機会となっています。
キュレーターの視点
企画を手掛けるのは、写真家でもあるサマサ・シシースターです。彼は本展について、「思い出に残るような仕掛けがある」と何度も話しています。それがどのような形で現れるのか、実際に会場を訪れることで体感できます。
「写真」という表現を通じ、身近で多様な用途や解釈が共存する本展では、鑑賞者が新たな発見をするための場が用意されています。出展者の異なるアプローチが交わることで、思いもよらない作品や環境との出会いが待っています。想像以上の経験が得られることでしょう。
参加アーティスト
Kazuya Yoshino
東京で活動する彼は、オーストラリアにも居住経験を持ち、その独自の視点で魅力的なポートレートやファッション作品を生み出しています。
柘植美咲
日常からその美しさを捉える彼女は、同世代のアーティストたちにも影響を与える存在。撮影する被写体への愛情が作品に溢れています。
西岡心平
曖昧な記憶や空想をテーマにした彼の作品は、静かな強さを持ち、観る者を惹きつけます。
藤江龍之介
彼の作品は狂気と静寂を行き来し、独自の世界観を展開しています。
山本華
彼女は人間の変容をテーマに、日常と非日常を交差させる作品を制作しています。
石田祐規
幅広いジャンルでの表現が特徴で、彼の作品は「生活の態度」を反映しています。
展示の意図
本展の背景には、近年の写真業界での変化があります。特に『写真新世紀』や『1_WALL』といったコンペが閉幕し、多くの若手写真家にとって機会の減少を象徴しています。これまでの作品や表現の場が失われつつある中、新たな可能性を模索するためにこのプロジェクトが立ち上がりました。
出展者たちは、それぞれの独特な視点で「発見のよろこび」を感じることが重要であり、そのための環境を整えることを目指しています。「思いがけない新たな体験」ができる場として、本展は皆さんに自らの感性で作品を楽しんでもらいたいとの思いがあります。
まとめ
東京の新たなアートシーンにおいて、全く異なるスタイルを持つ6人の写真家が集結するこの展覧会は、ただの視覚体験ではなく、心の奥深くに響くような出会いを提供します。ぜひCOPYCENTER GALLERYへ足を運び、彼らの作品と触れ合ってみてください。新しい発見があなたを待っています。
展覧会の詳細は以下の通りです:
- - 会期:2025年7月19日(土)〜7月26日(土)
- - 開廊時間:13:00〜20:00(初日は23:00頃まで)
- - レセプション:7月19日 18:00〜ミッドナイト
- - 場所:COPYCENTER GALLERY
- - 住所:〒173-0004 東京都板橋区板橋4-4-2 ミクニビル 1F/B1
- - 入場料:500円
皆様のご来場をお待ちしております。