Nayaxが日本市場におけるキャッシュレス決済を革新
グローバルなキャッシュレス決済とIoTソリューションのリーディングプロバイダー、Nayax Ltd.(本社:テルアビブ)が、日本の自動サービス機市場に新たな風を送り込むことを発表しました。特に注目すべきは、共通QRコード決済ソリューション「Cloud Pay」への対応を開始したことです。これにより、Nayaxの決済端末を利用する店舗や事業者は、PayPayや楽天ペイ、d払いなど、日本で広く利用されている多様なQRコード決済ブランドを一括で利用できるようになります。
キャッシュレス導入を推進するNayaxの戦略
Nayaxの「VPOS」シリーズに装備された端末は、これまでにない利便性を提供します。これには「VPOS Touch」や「VPOS Media」、「NOVA Market」などが含まれており、クレジットカードや電子マネー、QRコードに加え、社員証やハウスプリペイド、WalletAppなどの決済方法にも対応しています。この柔軟な対応によって、店舗や事業者はより多くの顧客のニーズに応えることができるようになるでしょう。
さらに、2026年初頭には次世代のオールインワン端末「VPOS Media 4」が登場予定です。この新しい端末は、AI技術を活用し、EVチャージャーやガソリンスタンドといったサービスにも対応する「Pre-Auth」機能や、決済種別による「自動認証」機能を搭載しています。これにより、ただの決済端末を超えた新たなビジネスモデルと顧客エンゲージメントを生み出すことが期待されています。
展示会での体験機会
Nayaxは、「Cloud Pay」に対応した新しい決済端末を実際に体験できる機会を提供しています。2025年8月21日(木)と22日(金)、東京ビッグサイトで開催される「第4回 店舗・EC DXPO東京'25」に出展します。この展示会で実際に「VPOS Touch」や「VPOS Media 4」の機能を体感し、どのようにキャッシュレス決済が店舗運営を変革するのかを直接確認できます。
エグゼクティブからのメッセージ
NayaxのCEO、Yair Nechmad氏は、「日本のキャッシュレス化は急速に進んでいますが、自動サービス機市場にはまだ大きな成長の余地があります。『Cloud Pay』への対応を実現することで、より多くの事業者が簡単にキャッシュレスを導入でき、消費者にとっての利便性を向上させることを目指しています」と語ります。
一方で、株式会社DGフィナンシャルテクノロジーの代表取締役社長、篠 寛氏は、「当社は、重要な社会インフラである決済ソリューションを提供しています。自動サービス機市場の拡大を見据え、Nayaxとの協業により、より多くの事業者の成長を支援し、消費者に向けて便利で安心な決済環境を提供することを目指します」と強調しています。
NayaxとDGFTの連携に期待
株式会社DGフィナンシャルテクノロジーは、日本国内の0以上の対面および非対面拠点に対して、多様なキャッシュレス決済ソリューションを提供しています。Nayaxとの連携によって、より多くの自動サービス機がキャッシュレスに対応し、日本における決済のあり方を進化させることが期待されています。
今後もNayaxは、キャッシュレス社会の実現に向けて、さらなる技術革新やサービス向上に取り組んでいくことでしょう。具体的な情報や最新の取り組みについては、Nayaxの公式サイトやSNSをチェックすることをお勧めします。