NTTデータGSLが提供する新たなサービス
株式会社NTTデータ グローバルソリューションズ(以下、NTTデータGSL)は、2026年7月16日から新たに「Autonomous Enterprise支援サービス」を開始します。このサービスは、AIを駆使した自律的なビジネスモデル、すなわちAutonomous Enterpriseの実現をサポートします。
Autonomous Enterpriseとは
Autonomous Enterpriseとは、人間の判断や承認をAIが運用に組み込む「Human-in-the-Loop」モデルに基づいて、基幹業務を高精度に自動化する仕組みを指します。NTTデータGSLの新サービスでは、基盤構築からAIシステムの運用まで、全工程を包括的に支援します。
1. サービスの概要
本サービスは、SAP Business AI Platformを利用し、自律駆動の企業モデルを実現するために必要な構想策定、システム設計、実装、運用をサポートします。特に、企業が直面する人手不足や変化の激しい経営環境に対応できるよう、柔軟で迅速な意思決定を促進します。
2. 構想策定と基盤設計
まず、企業の業務課題と既存のSAPランドスケープを整理し、AIエージェント活用を見据えた変革テーマを特定します。次に、業務データを効果的に活用するためのデータ・連携基盤を設計し、AIエージェントに必要な最新データやシステムとの連携を実現します。
3. AIエージェントのデザイン
NTTデータGSLでは、AIエージェントが社内外で効果的に利用されるためのガバナンスと役割分担を設計します。AIエージェントを業務に合わせてカスタマイズし、効果的に業務をサポートできるようにします。
4. 実装と運用
PoC段階から本格導入、さらには運用設計までを一貫して支援していきます。これにより、企業がAIを活用して持続的に業務を拡張できるよう、サポートを行います。
新組織の設立
このサービスの提供を進めるため、2026年7月には「Autonomous Enterprise Transformation Office」が新設されました。この組織は、AI時代におけるSAPコンサルタントの知識拡充や新しいアプローチの必要性に応じた業務変革を進めます。
企業の背景
現代の企業は、急激な環境変化や人手不足の影響を受け、これまで以上に迅速かつ柔軟な対応力が求められています。AIを使った業務の自動化や効率化はそのための鍵となりますが、多くの企業ではその活用が限定的であることが実情です。NTTデータGSLは、その課題を解決するためにこの新サービスを開発しました。
企業の展望
今後NTTデータGSLは、初年度で50社へのサービス提供を目指し、AIを活用した業務変革を支援します。特に、財務、サプライチェーン、調達といった領域でのAI活用事例を整備しながら、お客様の競争力を高めるための取り組みを進めていく予定です。
このように、NTTデータGSLの「Autonomous Enterprise支援サービス」は、企業がAIを取り入れ、未来に向けた変革を遂げるための重要な一歩となるでしょう。企業が自律的な経営を進めることで、さらなる価値創出が期待されます。