ショート動画の可能性を拡げる「PPP翻訳」
株式会社TORIHADAの子会社、PPP STUDIOは、画期的な多言語化サービス「PPP翻訳」を2025年5月15日にリリースします。この新サービスは、ショート動画を最大37言語に自動的に翻訳し、同時に音声に合わせて口元を調整するAIリップシンク機能や、各言語の字幕生成、さらには動画内の画像テキストまでを多言語対応させるという、国内初のオールインワンソリューションです。この機能により、クリエイターは追加の編集作業を行うことなく、1本の動画を世界に配信し、多様な視聴者を獲得することが可能となります。
サービスの特長
「PPP翻訳」で生成されるデータは、TikTok、YouTube Shorts、Instagram Reelsといった主要なショート動画プラットフォームにそのまま投稿できます。音声再合成は高品質なTTS(Text‑to‑Speech)技術を用いており、AIによる自動調整でリップシンクの違和感を極限まで抑えています。
開発の背景とニーズ
近年、ショートムービー市場は急速に成長しており、国境を越えた視聴者を取り込むための言語の壁が大きな課題として浮上しています。PPP STUDIOには、1.2億人以上のフォロワーを持つクリエイターが集結しており、特に「海外からの視聴者を増やしたい」というニーズが高まっています。このようなクリエイターの要望に応えるべく、音声、映像、文字情報を一括で多言語化できるサービスの開発が急務となり、PPP翻訳が誕生しました。
また、訪日観光客の増加や越境ECの拡大、SNSを通じた海外向け広告も盛んになり、国内コンテンツの多言語対応がますます重要視されています。そのため、クリエイターは日本語のみで作品を終わらせるのではなく、世界に向けて発信する新たな機会を持つことができるようになったのです。
価格体系と提供方法
「PPP翻訳」の利用料金は、リップシンクありで、PPP STUDIO所属のクリエイターが18,000円から、一般クリエイターは20,000円からとなっています。リップシンクなしの場合はそれぞれ9,000円から、10,000円からの料金がかかります。基本的に、動画の長さは60秒までで、価格はリップシンクの有無や言語数によって異なる場合があります。
利用を希望するクリエイターは、公式ウェブサイトのお問い合わせフォームから連絡を入れることで、納品フォーマットを案内され、希望の動画を提出することで最短2〜3営業日以内に納品がされます。また、見積もりや技術的な相談も随時受け付けているため、気軽に問い合わせることが可能です。
まとめ
株式会社TORIHADAとPPP STUDIOの新サービス「PPP翻訳」は、クリエイターのための多言語化ソリューションとして、国内外での影響力を拡大する重要な一歩となるでしょう。ショート動画の介して新たなファンとの接点を持つチャンスが広がり、クリエイターの活動をさらに活発化させることが期待されます。興味のある方はぜひチェックしてみてください!