2025年5月16日、NTT東日本グループが描く地域防災のあり方とその取り組みをテーマにしたセミナーが開催されます。この講座の講師として、東日本電信電話株式会社防災研究所の所長である笹倉聡氏が登壇します。セミナーは、東京都港区にあるSSKセミナールームで行われ、参加者は現地での受講のほか、Zoomウェビナーによるライブ配信での受講も可能です。また、アーカイブ配信も行い、2週間内に何度でも視聴できる形を採っています。
地域防災は近年、気候変動や人口構造の変化により、ますます重要性を増しています。特に、地球温暖化による自然災害の増加や、少子高齢化による支援が必要な人々の台頭が目立ってきています。それに対処するためには、従来の防災方法を見直し、新しいシステムを構築することが急務です。
本セミナーでは、NTT東日本が数々の災害対応の経験をもとに、通信ネットワークの強化や、災害時の通信サービスの早期復旧に取り組んでいる様子を紹介します。さらに、自治体と連携し、地域の防災力向上や住民の生活再建を支援する活動についても触れられます。特に、山形県置賜地域におけるデータドリブン型の避難誘導の実証実験など、具体的な取り組み事例が紹介される予定です。
セミナーの内容は以下の4つのセクションに分かれています。最初にNTT東日本グループの概要を紹介し、次に地域防災の具体的な取り組みを掘り下げていきます。その後、最近設立された防災研究所の役割やプロジェクトについて説明し、最後に質疑応答の時間が設けられています。
市民がより防災意識を高めるために、必要な情報をどのように共有し、どう行動に移すことができるのか。また、お互いの連携をどのように深め、安全で強固な地域をつくるためにどうすべきかが問われています。参加者同士の名刺交換の機会も用意されており、ネットワーキングの場ともなるでしょう。
現在の環境問題や地域コミュニティの課題について学び、実効性のある解決策を考えるこのセミナーは、いまの時代において非常に重要なイベントとなることでしょう。地域防災を一緒に学び、未来のために共に考えるきっかけとして、是非ご参加を検討してください。詳細は新社会システム総合研究所のホームページをご覧ください。