レチナールが上陸
2025-03-10 13:32:10

スキンケア界に革命!レチナール原料が日本初上陸

スキンケア界に新風!レチナール原料の日本上陸



最新のスキンケア成分、レチナールがIMCDジャパンにより日本で初めて取り扱いが開始されました。これは、スキンケアトレンドであるビタミンAの一種であり、特に年齢肌ケアに追い風をもたらす原料です。これまでレチナールはその安定性と刺激性から使用が難しいとされてきましたが、今回日本上陸を果たしたHydroxysomes® Retinaldehydeは、従来の問題点を見事にクリアしています。

レチナールとは?



レチナールはビタミンAに分類される成分で、肌細胞にアプローチし、若々しい肌を保つ手助けをすることが知られています。しかし、従来のレチノールやパルミチン酸レチノールは、皮膚でレチノイン酸に変換される過程を経なければ効果を発揮できないため、どれほどの成分が実際に効果をもたらすかは疑問だという意見もありました。

その点、レチナールはたった一度の代謝で効果を得ることができるため、注目されていましたが、安定化が非常に難しく、刺激を感じやすいという問題がありました。それを解決したのが、IMCDジャパンが取り扱うHydroxysomes® Retinaldehydeです。

Hydroxysomes® Retinaldehydeの特徴



この成分は、アメリカのラボラトリースキンケア社(Laboratory Skin Care)によって開発された独自のデリバリーシステムHydroxysomes®によって安定化されています。この技術により、肌への高い浸透力が実現され、刺激を最小限に抑えることが可能となりました。また、成分の配合もしやすく、使いやすさが際立っています。

IMCDジャパンのビジネスユニットマネージャー、茂住氏は「レチナールを原料化することは画期的なことです。安定性だけでなく、浸透性や刺激を解決し、様々な製品に簡単に取り入れることができます。」と語ります。既に米国などでの市場実績が7年以上あるため、その安全性も高く評価されています。

レチナールの開発者



レチナールの開発には、米国LSC社の創業者Zari女史が深く関与しています。彼女は15歳で大学に入学し、生化学や微生物学を学び、その後、様々な研究機関での経験を積んできました。その中で、ドラッグデリバリーの問題に気づき、より効果的な成分のデリバリー方法を見つけることを目指すようになりました。

LSC社は「高品質なスキンケアや医薬品の革新を通じて、人々の生活を向上させること」を企業理念とし、世界中で多数の特許を取得しています。今回の日本上陸もその成果の一部と言えるでしょう。

日本市場への期待



IMCDジャパンのテクニカルマネージャー、八木氏は「Hydroxysomes®の技術があれば、利用されることがなかった成分を最大限に活用できます。この技術は、多くの人々の健康と美容に寄与することが期待されます。」と述べています。

日本市場では、スキンケア業界が常に進化しており、新しい技術や成分の登場が求められています。レチナールという新しい選択肢が登場したことで、多くの人々が持つ肌の悩みを解決する手助けとな実現することが期待されます。

IMCDジャパンについて



IMCDジャパンは、オランダに本社を持つグローバル商社IMCDグループの一員として、化粧品原料の分野でも確固たる地位を築いています。日本市場向けに先進的な原料を提案し、化粧品メーカーやOEMメーカーへの供給を行っています。

スキンケア業界に新たな風を送り込むレチナール。この画期的な成分がもたらす変化に、これからも注目していきましょう。


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