ニッカホームのキャリア教育支援プログラム「住の教室」
住宅リフォーム業界をリードするニッカホーム株式会社が、2024年度から全国の小学校や中学校、学童クラブを対象にしたキャリア教育支援プログラム「住の教室」を開始します。このプログラムは、子どもたちに「建築・住宅・環境」に関する学びの機会を提供し、将来について考えるきっかけを与えることを目的としています。
出張授業の実績
2025年7月には神奈川県横浜市内の小学校で出張授業が行われました。授業は家庭科の時間を活用し、1コマ45分のプログラムで構成されました。具体的には、まず前半で「建築と住宅」に関する基礎知識を講師から学び、後半は設計体験ワークショップに挑戦しました。このワークショップでは、ニッカホームの現役スタッフが子どもたちの講師を務め、参加者は各自が思い描く夢の間取りを実際に図面にすることができました。
参加した子どもたちの中には、作図の経験がない生徒も多くいましたが、プロのサポートを受けることで、皆が自分の理想の住空間を形にすることができたのです。子どもたちの目はキラキラと輝き、創造力を発揮する瞬間を楽しんでいました。
「住の教室」の特徴
「住の教室」は、小学校低学年から高校生まで、幅広い世代を対象にした教育プログラムを提供します。特に、学校や生徒のニーズに応じた柔軟なプログラムが特徴で、各学年や教育の現場に合わせた内容にカスタマイズすることが可能です。これにより、参加する学生の興味や関心を引き出すことができ、より実践的な学びを体験してもらえます。
地域貢献とCSR活動
現在、多くの学校では建築や住環境に関する教育が限られており、専門の教員が不足している現状があります。ニッカホームは、このような状況に対処すべく、出張授業やボランティア活動を通じて社会への貢献を行っています。授業は講話形式や設計ワークショップ、さらには社会人によるキャリア講話など多岐にわたり、子どもたちが実際に働くことや職業選択について考える機会を提供します。
応募方法と今後の展望
「住の教室」に対する興味を持たれた教育機関の方は、ニッカホームのウェブサイトをご覧いただくか、直接お問い合わせいただくことができます。また、ニッカホームでは、中学生向けの職場体験学習も受け入れています。これは、リアルな職業体験を通じて、子どもたちの未来の選択肢を広げる大きなチャンスとなるでしょう。
ニッカホームが推進するこの「住の教室」を通じて、地域の教育現場と連携し、子どもたちの明るい未来を育てていくことが期待されます。これからも多くの学校での授業が実施される予定で、若い世代が夢を描くきっかけとなることを願っています。