スマホ動画で養殖魚の尾数を計数する「uwotech 尾数計数」の魅力
近年、養殖業の経営管理において正確な魚の尾数を把握することが重要な請け負いとなっています。そんな中、アクアクラフトが新たに提供を開始した「uwotech 尾数計数」サービスに注目が集まっています。このサービスは、スマートフォンを使って撮影した魚の動画をAIが解析し、尾数を自動的に計数するもので、養殖業の効率化に寄与することを目指しています。
「uwotech 尾数計数」とは?
このサービスは2026年4月から開始され、養殖現場での手動カウントに代わる新しい計数方法として期待されています。ワクチン接種時に水中を流れる魚をスマホで撮影し、動画をアップロードするだけで、2〜3営業日内に正確な尾数が報告されます。アクアクラフトの公式発表によると、速報版は無料で利用でき、初期費用や月額使用料は一切かかりません。
開発の背景
養殖業界において、尾数の正確な把握はコスト管理や出荷計画に直結します。餌の過不足によるコストの増加やワクチンの過剰使用が経営に悪影響を及ぼすため、正確な尾数を保つことは必須です。しかし、伝統的な手法でのカウント作業は誤差が生じやすく、特に人手不足が進行する中では多くの養殖業者が悩まされている問題です。
特に、2023年の漁業センサスによって明らかになったのは、漁業に従事する人々の平均年齢が高く、働き手が不足している現状です。このような背景を踏まえ、アクアクラフトはAIとスマートフォン技術を融合させた「uwotech 尾数計数」を開発しました。
「uwotech 尾数計数」の利用方法
このサービスの利用は非常にシンプルです。利用者は自分のスマートフォンで魚の動画を録画し、専用のフォームからアップロードするだけです。設置工事や初期投資は一切不要で、誰でもすぐに利用開始が可能という手軽さも大きなポイントです。また、動画サイズは10GBまでのMP4, MOV, AVI形式に対応しています。
計数結果は、アップロードから2〜3営業日以内にメールで届き、現場での操作は不要です。このシンプルな手順が多忙な養殖業者にとって大きな救いとなるでしょう。
無料で利用できる速報版
「uwotech 尾数計数」の利用者には特に注目すべき点があります。それは、速報版が無料で提供されているということで、月々の費用が発生しないため、試しやすいのです。データのAI解析により、計数精度が向上すれば、今後はリアルタイムでの計数も可能にされるかもしれません。さらには、高精度版も用意されており、高精度な計測を希望する方は、時給5,000円(税別)で利用できます。
未来の展望
今後、アクアクラフトは「uwotech 尾数計数」を起点に、さらなる技術の発展やサービスの拡充を図っていく構えです。既存のデータ活用プラットフォームとの連携を強化し、養殖業務全般の効率化を進め、生産管理や経営管理に役立てることを目指しています。
アクアクラフトは「おいしい魚が食卓に並ぶ『当たり前』の日々を次の世代につなぐ」という使命を掲げ、魚類養殖のデジタルトランスフォーメーションの推進を目指しています。これからを考えると、「uwotech 尾数計数」が養殖業界にもたらす影響に期待が寄せられています。