新発田市とパルシステムが協力!地域の子育てを支援する「おめでとうばこ」
新潟県新発田市において、生活協同組合パルシステム新潟と新発田市が
子育て支援の推進に関する連携協定を締結しました。この協定に基づき、2026年1月5日(月)から、子育て世帯へ育児に役立つ商品を詰め込んだ「おめでとうばこ」が届けられることになります。行政と生協の協力により、もっと多くの人が子育て支援サービスを利用できる環境が整うことが期待されています。
地域密着型の子育て支援
この協定の目的は、生協宅配という地域密着型のネットワークを活用して、新発田市の子育て支援施策をより効果的に推進することです。その一環として、市は乳児検診を受診した家庭に「おめでとうばこ」の案内カードを配布します。そのカードに掲載された二次元コードを使って申請すると、パルシステムのオリジナル商品が詰め合わされた「おめでとうばこ」が手に入ります。
バラエティ豊かな贈り物
「おめでとうばこ」には、育児に役立つ様々なアイテムが含まれています。具体的には、YUMYUMブランドのベビーソープ250mlやおしりふき、そして離乳食作りに役立つレシピ本、だしパック、そして食塩無添加のツナ缶など、各家庭で重宝する商品が用意されています。また、ホットケーキミックスや子供向けジュースも含まれ、家庭での食や育児をサポートします。
期待される協定の効果
新発田市市役所で行われた締結式では、二階堂馨市長とパルシステムの瀬野悦子理事長が協定書に署名し、協定の実施によって地域の子育て支援施策が広がることへの期待を示しました。生協の理事長は「未来を担う子どもたちの成長を願い、地域と連携し支援を進めていきたい」と語り、地域に寄り添った支援の重要性を強調しました。
地域を見守る生協宅配
「おめでとうばこ」は市の代表として、パルシステムが申請者の自宅に届けられます。この際、生協は配送中に子育て世帯に寄り添い、サポートの輪を広げていく役割を果たします。また、「おめでとうばこ」には、子育て支援センターや医療機関の情報、さらに各種手当や相談制度に関するガイドブックも同封され、地域の子育てイベントや講座の情報も試みられます。
協同の力で地域発展
定期的に週1回の宅配を行うパルシステムは、この地域でのインフラを活かして、商品や子育て関連イベントの情報を届けることで地域全体をねらっています。国連が2025年に定めた「国際協同組合年」を背景に、新潟ときめきは今後も子育て支援に焦点を当て、安心して子どもを育てられる地域作りを目指し続けます。
「おめでとうばこ」に込められた地域の協力は、子どもたちの未来を育む大切な一歩です。この活動が新発田市やその周辺地域において、大きな成果を上げることを期待しています。