AGSグループ、国際サービスを強化
東京都千代田区に本社を構えるAGSグループは、グローバルビジネスの支援を更に強化するために、中華人民共和国の上海市に新たに法人を設立しました。これに加えて、2018年に進出したマレーシアにおいても現地法人の設立が発表されました。
このような動きは、日系企業の海外展開が進む中、特に重要な店舗ネットワークの拡充として注目されています。現在、AGSは8カ国・地域において9拠点を持ち、グローバルアカウンティングネットワーク「ASTHOM partners」を通じて、世界15カ国をカバーしています。これにより、東京本社と連携した理想的なサポート体制が実現しました。
上海法人設立の背景
最近、中国市場に対しては経済の先行きへの懸念が出ているものの、中国は依然として世界最大級の市場であり、日本企業にとって欠かせない拠点です。実際の日系企業の進出数は31,060社と世界で最も多く、そのうち約7割が上海エリアに集中しています。このため、AGSの上海支社では、日系企業が中国での事業を適切に展開できるよう、専門家チームが万全のサポートを行う予定です。
マレーシア法人設立によるサービスの強化
マレーシアへの進出は、2018年に拠点を設けたことから始まり、直近では顧客からの相談件数が増加しています。この状況を受けて、より質の高いサービスを提供するためにマレーシア法人を新たに設立しました。現地事情に精通した専門家が、幅広いサービスの提供を行います。
AGS国際サービスの展開
AGSグループは、2008年から国際サービスに取り組み、税務顧問や海外取引、企業の進出・撤退に関するサポートを行ってきました。シンガポールをはじめとして各国に拠点を設置し、また2025年には上海に新たな拠点を設けることで、さらなるサービスエリアの拡大を図ります。国際的なビジネス環境における多様なニーズに応えるため、柔軟かつスピーディなマネジメントを実現しています。
結論・展望
今後もAGSグループは、東京本社の専門家たちと連携しながら、日系企業の国際的なビジネス活動を支援していく所存です。日本発のアカウンティングファームとして、国際市場における企業経営の一助となることを目指しています。これからのAGSの成長に期待が寄せられています。
会社情報
- - 本社所在地: 東京都千代田区大手町1-9-5 大手町フィナンシャルシティノースタワー24階
- - 設立: 1970年
- - 事業内容: マネジメント・サービス、国際業務支援、IPO支援、M&A支援など
- - Webサイト: AGSグループ公式サイト