東京都が非正規雇用の正規転換を支援する助成金を募集開始
令和8年度の新たな助成金制度
東京都は、非正規雇用から正規雇用へ転換した従業員の定着を促進するため、「正規雇用転換安定化支援助成金」の申請受け付けを令和8年5月1日より開始します。この制度は、特に中小企業等を対象に、キャリアアップ助成金の支給決定を受けた企業に向けたものです。
支援内容の詳細
助成金は、非正規から正規へ転換した従業員に対しての育成や制度の整備、賃金の引き上げ等様々な取組みに対し支援を行います。具体的には、対象となる労働者数を従来の3名から最大5名に拡充し、また新たに介護支援に関する取り組みへの加算も導入されます。これにより、助成金の額は最大で190万円まで引き上げられます。
対象企業の条件
助成金を受け取るには、次の条件を満たす必要があります。
1. 東京労働局管内において雇用保険の適用を受けている事業所であること。
2. 東京労働局からキャリアアップ助成金(正社員化コース)の支給決定を受けている中小企業等であること。
具体的な交付要件
助成金の交付を受けるためには、対象労働者(令和5年4月1日以降に都内事業所で正規雇用に転換した労働者)に対し、以下の取り組みが必要です。
- - 指導育成計画の策定(3年間)
- - メンターによる指導
- - 指導育成計画に基づく研修の実施
さらに、以下の4つの取り組みには追加の助成金が加算されます。
- - 退職金制度の導入
- - 結婚、妊娠・出産、育児に関する有給休暇制度の導入
- - 介護支援に関する有給休暇制度の導入
- - 対象労働者の時間単価を60円以上賃上げ
助成金の交付金額
満たした要件に応じて、最大190万円の助成金が交付されます。具体的には、以下の様に分かれます。
- - 対象労働者1人に対して20万円(最大5人)
- - 各制度導入に関して10万円ずつの加算
- - 賃上げ加算は、対象労働者1人あたり12万円(最大5人)
申請期間と方法
申請受付は、2026年5月1日から10月31日まで行われます。申請方法は電子申請または郵送申請が可能で、詳細は「東京都正規雇用化推進窓口」にお問い合わせください。連絡先は03-6205-6730(平日の午前8時30分から午後5時15分まで)です。
2050東京戦略への貢献
この助成金制度は、東京都の「2050東京戦略」の一環として、多様な人材の活躍を促進するための取り組みの一つです。正規雇用の確保を通じて、働きやすい環境の整備を目指しています。
詳しい情報は、東京都の公式サイト「TOKYOはたらくネット」で確認してください。