EV充電インフラが進化!東京エリアの賃貸住宅にテラチャージが導入
テラチャージ株式会社が展開する電気自動車(EV)向け充電サービス「Terra Charge(テラチャージ)」が、東京都世田谷区や埼玉県富士見市、福岡市等のUR賃貸住宅にEV充電器を設置することが決まりました。具体的には、UR都市機構が管理運営している合計6物件に、25口の普通充電器が設置される予定です。この新たな取り組みにより、EVユーザーにとっての利便性が一層向上すると期待されています。
EV充電器の設置物件と特徴
設置対象となる物件は、以下の通りです。
1.
経堂赤堤通り(東京都世田谷区)
- 6kW普通充電器:3口
- 運用開始日:2025年3月(予定)
2.
フレール西経堂(東京都世田谷区)
- 6kW普通充電器:2口
- 運用開始日:2025年3月(予定)
3.
武蔵野緑町パークタウン(東京都武蔵野市)
- 6kW普通充電器:2口
- 運用開始日:2025年3月(予定)
4.
コンフォール鶴瀬(埼玉県富士見市)
- 6kW普通充電器:1口
- 運用開始日:2025年2月3日
5.
アーベインルネス大橋(福岡市南区)
- 3kWコンセント充電器:16口
- 運用開始日:2025年2月17日
6.
アーベイン大濠(福岡市中央区)
- 6kW普通充電器:1口
- 運用開始日:2025年2月17日
特に注目すべきは、アーベインルネス大橋ではプライベート方式が採用されているため、契約者のみが専用で利用可能ですが、他の5物件ではセミパブリック方式で居住者が共用利用できる設計となっています。
EV充電サービスの背景
最近の調査によると、日本国内では73%のEVドライバーが自宅での充電を希望していることが示されています。また、関連する調査では77.3%の人がEV充電器が設置されている住まいを好むという結果も出ています。このように、EV充電インフラの拡充は時代のニーズに合致した重要な取り組みと言えます。
テラチャージは、施設側に初期・維持・運用費用がかからないEV充電サービスを提供しており、地域のEV充電環境の整備を進めています。これにより、不安なく充電器を利用できる環境が整えられています。
EV充電の利用方法
EV充電サービスを利用するためには、UR都市機構との駐車場契約とは別に、テラチャージ株式会社との充電サービス利用契約が必要です。使い方もシンプルで、テラチャージのスマートフォンアプリをインストールし、クレジットカード情報を登録するだけ。アプリを通じて充電時間の設定や決済が行えるため、非常に利便性が高いと言えます。
充電料金については、プライベート方式では3kWが1時間あたり130円(税込)、セミパブリック方式では6kWが1時間あたり500円(税込)となります。
環境への配慮と今後の展望
今回の取り組みは、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた大きな一歩として位置づけられています。成長の著しいEV市場において、テラチャージは大きな役割を担っています。UR都市機構は、洋論的住宅管理の中で、住民たちに便利で環境に優しい居住空間を提供することを目指しています。
これからも、テラチャージ株式会社はEV充電インフラの整備を続け、より多くの利用者に支持されるサービスを展開していくことでしょう。環境配慮型の賃貸物件が増えることで、皆さんの生活も一層豊かになることが期待されています。