顔認証技術で変わる生活 - DXYZと宮川製作所の新連携
ミガロホールディングス株式会社のグループ企業であるDXYZ株式会社と宮川製作所が、最先端の顔認証技術を用いた新たな取り組みを発表しました。両者は、DXYZの顔認証プラットフォーム「FreeiD」と、宮川製作所の顔認証端末「Knoctoi Lite」を連携させることで、より便利で安全な生活を提供することを目指しています。
デジタルとリアルの融合
この連携により、日常生活の中で「顔だけで、暮らす」「顔だけで、働く」という新しいライフスタイルを実現できます。「Knoctoi Lite」は、AI顔認証エンジン「FaceMe®」を搭載し、利用者の顔を瞬時に認識することで、入退室管理や決済、本人確認が可能になります。
「Knoctoi Lite」の特長
小型・軽量なデザイン
「Knoctoi Lite」は、そのコンパクトなサイズ、約380gで持ち運びも便利です。オフィスや店舗、工場など様々な場面での設置がしやすく、スペースを有効活用できます。
日本製の高品質
全ての設計、開発、製造を日本国内で行っているため、安心・安全な高性能の端末となっています。「顔 x ICカード」による二要素認証もサポートし、セキュリティの強化を図っています。
高速で確実な認証
「FaceMe®」エンジンにより、世界トップレベルの認証精度を実現し、わずか0.2秒での高速認証が可能です。さらに、マスクやメガネ着用時でも正確に認識できる機能を備えています。
「FreeiD」の魅力
「FreeiD」は、あらゆるIDを顔に集約することを目的としたプラットフォームです。例えば、鍵や財布、身分証などを意識することなく、ユーザーが顔を登録することで多様なサービスを利用できる利便性があります。
集合住宅向けには「FreeiDマンション」を提供し、「顔だけで暮らす」ことを実現する、日本初のオール顔認証マンションも展開中です。また、オフィスや保育園、テーマパークなど様々なフィールドに対応可能で、顔認証決済「FreeiD Pay」も実証事業を進めています。
新たな市場開拓の可能性
DXYZと宮川製作所の連携は、オフィスや工場など新たな市場の開拓にもつながる見込みです。両社の強みを活かしながら、顔認証技術の浸透を図ることが期待されています。この協力により、これまで以上に利便性の高いソリューションが提供できると考えられます。
なお、両社はこの新連携について、2025年3月4日から7日にかけて開催される「SECURITY SHOW 2025」にて出展する予定です。
企業の思い
宮川製作所の代表取締役・宮川恒太郎氏は、「お互いの強みがより強化され、お客様にこれまで以上の価値を提供できる」とコメントしており、DXYZの取締役社長・木村晋太郎氏も、「この連携をきっかけに新しい市場の展開を進めていきたい」と語っています。
今後も、この連携によりとても便利で安全なライフスタイルが現実のものとなり、デジタルとリアルの融合が進むことに期待が寄せられています。