新たな安全対策を誇る「アシストレール ASR型」登場!
株式会社ダイケンが2025年6月25日より販売を開始する常設型の墜落防止装置「アシストレール ASR型」は、トラック荷役作業における安全そして作業の省力化に貢献する製品です。特に、高所での作業において安全対策が求められる場面で活躍することが期待されています。
1. 「アシストレール ASR型」の特長
墜落安全のためには、適切な器具の使用が必須です。アシストレール ASR型は、労働安全衛生規則に基づいた設計がされています。作業者を墜落制止用器具で吊り下げる形式を採用しており、これにより安全な移動が実現されます。この新しい装置は、作業者が安心して荷物の積み下ろしや移動を行える環境を提供します。
2. 多様な納まり形状
アシストレールは、さまざまな作業シーンにフィットするように設計されています。直線レールとカーブレールを組み合わせることで、以下のような複数形状に対応しています。
直線納まり
この形状は、作業者が直線上で移動するための最適な選択であり、特に簡単な作業に向いています。しかし、1つのレールには作業者は1人までと制限があります。
L字納まり
L字形状は、荷物の固定や積み込み、荷降ろしをスムーズに行えるように設計されています。カーブレールに沿って移動できるため、作業のストレスを大幅に軽減します。
O字納まり
O字形状のレールにより、作業者が荷物の周りを360°の範囲で移動できます。この設計は、特にシートをかぶせるなどの多様な作業に最適です。
3. 構成部品と適用性
アシストレール ASR型は、以下の6つの部品から構成されています。
- - 直線レール
- - カーブレール
- - ランナー
- - ブラケット
- - ストッパー
- - エンドキャップ
これらの部品は、軽量で扱いやすいアルミ製で、形鋼への取り付けも可能な後付ブラケットが用意されています。このブラケットは、幅100~200㎜と201~300㎜の2タイプがあり、新築だけでなく既存物件にも対応しています。
4. ダイケンの背景
1924年に設立されたダイケンは、建築金物や内外装建材、エクステリア金物の製造で著名な企業です。長年の経験と技術を活かし、常に最新の製品開発に取り組んでいます。アシストレール ASR型の開発には、同社のハンガーレールに関するノウハウが生かされています。今後も、作業の安全と効率性を向上させる製品の展開が期待されます。
5. まとめ
安全対策は常に考慮しなければならない問題ですが、アシストレール ASR型の導入により、トラック荷役作業はより安全かつ効率的に進むことでしょう。これにより、作業者の安心感が増し、業務のスムーズな運営が実現されます。ダイケンの今後の新製品にも、市場の様々なニーズに応える期待が寄せられています。