消えゆく音、変わりゆく記憶
2026年に銀座のナカジマアートで開催される村岡貴美男の新作個展「記憶音」は、彼のアートに新しい視点を提供する注目のイベントです。この個展は、ナカジマアートでの発表としては9回目、そして7年ぶりの完全新作展となります。展示される作品は、日本画というフォーマットを超え、さまざまな素材や技法を駆使して製作されたものです。
「記憶音」をテーマにした新作の数々
村岡貴美男が選んだ本展のテーマは「音」と「記憶」です。彼の作品は音の消失と記憶の変容を表現しており、時が経つにつれて変わりゆく記憶の姿を描いています。精緻な筆致で描かれた作品には、静けさの中に潜む緊張や不安が感じられ、見る者に深い印象を与えます。彼の技術と独自の構想力は、作品全体の表現がどのように進化するかを示しており、展示空間も彼自身が手がけています。
村岡貴美男とは?
村岡貴美男は1966年京都府に生まれ、東京藝術大学で日本画を学びました。1997年に初入選を果たし、その後数々の受賞歴があります。彼の作品は現実をそのまま描くのではなく、独自の色彩と構成によって再構築され、観る人の記憶や感情を揺さぶります。一枚の絵が生み出す過去と現在が交錯する感覚は、鑑賞者の多様な解釈を促します。
さらに、村岡は2022年に初の作品集『村岡貴美男作品集 秘儀荘』を発表し、今年はスペインの出版社から新たな画集も出版されるなど、海外での評価も高まっています。彼の作品群は美術の国際的な場でも通用するクオリティを持っています。
展示情報と入場について
展覧会名
村岡貴美男展「記憶音」
会期
2026年4月10日(金)~4月23日(木) 11:00~18:30(会期中無休)
会場
ナカジマアート
〒104-0061 東京都中央区銀座5-5-9 アベビル3階・5階
TEL
03-3574-6008
入場料
無料
展示会場では、村岡の過去の作品や、図録、オリジナルグッズも販売予定です。特に作家自身が監修したオリジナルグッズは数量限定での販売となります。さらに、展示の関連商品を特設のオンラインショップでも購入できるので、会期中にぜひ訪れてみてください。
ナカジマアートの30周年を祝う
また、ナカジマアートは開廊30周年を迎え、東京での日本画の普及を推進してきた歴史的な画廊です。各時代の日本画家の作品を紹介し、新進気鋭の作家の個展も行っています。
村岡貴美男の新たな表現をぜひこの機会に体感し、彼の芸術の深さを感じ取ってください。音と記憶が交錯する空間で、あなた自身の心に響く瞬間を構築しましょう。