特別な食体験、PER TEとPujolが融合した夜
東京・赤坂に位置する「PER TE(ペルテ)」が、ミシュラン2つ星レストラン「Pujol(プジョル)」のシェフ、ヘソス・デュロン氏とのコラボイベントを展開しました。本イベントは、2025年12月2日と3日の2日間限定で行われ、食の未来を感じさせる特別なメニューが用意されました。
PER TEとは
PER TEは、暖かな薪窯で焼き上げられるピッツァとともに、旬の食材を使用したコース料理を提供するピッツェリアです。『日本一のピッツァイオーロ』として知られる鈴川充高氏が腕を振るい、日本の食材と技術を駆使した料理を提供しています。彼の作るピッツァは、シンプルながらも圧倒的なおいしさを誇り、食材の持つ本来の味を引き立てることが特徴です。この度のコラボレーションは、彼の料理哲学とデュロン氏の革新性が結びついたものです。
ヘソス・デュロン氏のプロフィール
ヘソス・デュロン氏は、メキシコシティで料理のキャリアをスタートし、世界中の数々の名高いレストランで経験を積んでいます。彼は、日本の食材を高く評価し、料理を通じて季節感を重視しています。特に、日本の文化に強い影響を受けている点は、コラボイベントを通しても顕著に表れていました。
日本の食材と料理の秘密
今回のコラボイベントでは、デュロン氏が日本の食材を生かすため、全ての料理を和包丁を使用して調理しました。また、懐石料理の構成を取り入れたコースデザインが特徴で、スープから焼き物、そして刺身的存在の生の料理まで、様々な表現が試みられました。このアプローチは、ヘソス氏が23歳の時に日本に興味を持った経験から来ており、彼の料理における日本文化への理解が深まった証でもあります。
コラボディナーの魅力
ヘソス氏は、メニューを作るプロセス自体が楽しかったと語り、メキシコと日本の文化が交わることで生まれる面白さを感じていました。鈴川氏も同様に、微調整を行いながら完成させたメニューに満足し、和の要素を取り入れた料理スタイルが大きなインスピレーション源となったと振り返っています。
コース内容
コラボディナーでは、以下の10皿が提供されました。
1. 薩摩芋 コルンダ
2. マグロ トスターダ
3. 蟹 包み焼(シーズナルピッツァ)
4. ハマグリ ヘリカーヤ
5. 鶏肉 ピーナッツのモレ
6. トルティーヤ
7. 舞茸 ケサディーヤ(ピザ仕立て)
8. マルゲリータ500
9. 墨烏賊 サルサヴェルデ
10. モンブラン
特に注目されたのが「舞茸 ケサディーヤ(ピザ仕立て)」で、トルティーヤの構造をピザ生地に置き換えた仕掛けが印象的でした。今までにない料理の楽しみ方を提供した一品であり、一口食べるごとに舞茸の香りとともに生地の甘みが口の中に広がりました。
今後の展望
PER TEは今後も、国際的に活躍するシェフとのコラボレーションを計画しており、特別な食体験を作り続けることを目指します。食材への深い理解と、様々な文化を融合させた料理が、東京の食シーンに新たな風を吹き込むことでしょう。
店舗情報
- - 店名:PER TE(ぺルテ)
- - 住所:東京都港区赤坂2丁目12−33 赤坂永楽ビル1F
- - 営業時間:17:30~(17:00ドアオープン)20:30~(20:15ドアオープン)
- - 定休日:日曜日・月曜日
- - 座席数:カウンター3席/ダイニング10席
- - インスタグラム:@perte_tokyo
運営会社
PER TEを運営する株式会社はらぺこは、飲食店や食品関連事業を展開し、注目のレストランプロデューサー、見冨右衛門氏がCEOを務めています。彼のビジョンのもと、東京都内で多様な飲食体験を提供しています。