原田産業の新たな挑戦
原田産業株式会社(本社:大阪府大阪市)は、温室効果ガスの削減を目指す取り組みとして、SBTi(Science Based Targets イニシアチブ)へのコミットメントレターを提出しました。これにより、同社は2030年度までの具体的な削減目標を定め、環境保護に向けた新たな一歩を踏み出しました。
SBT認証に向けた具体的な目標
同社は2022年度を基準年度として、2030年度に向けたGHG(温室効果ガス)排出量削減目標を設定。SCOPE1およびSCOPE2に関しては67.36%、SCOPE3では25%の削減を目指しています。これは、再生可能エネルギーの導入や、省エネ活動にとどまらず、サプライチェーン全体での環境負荷削減の実現を図ることを意味します。
環境保護へのコミットメント
原田産業は、企業の社会的責任として、環境保護やサステナビリティに強くコミットしています。四つの重要課題を掲げており、これには「循環型社会への貢献」「イノベーティブなビジネスの推進」「自然環境保護と健康的なライフスタイルの促進」「働き方改革、健康経営の推進」が含まれます。これらの取り組みを通じて、社会全体に貢献することを目指しています。
具体的なアクションプラン
このコミットメントの下で、原田産業は具体的なアクションプランを策定中です。再生エネルギーの利用を促進すると共に、社内外における省エネや効率的なエネルギー使用の方法を探求しています。さらに、サプライヤーとの連携を強化し、環境に配慮した製品やサービスの提供を推進することで、サステナブルな社会の実現を目指します。
なぜSBTが重要なのか
SBT(Science Based Targets)は、企業が設定する温室効果ガス排出削減目標の中でも、パリ協定に準拠した方法で設定されるものであり、長期的な視点での環境問題解決に不可欠です。原田産業がこの目標追求に取り組むことは、企業の使命として重く受け止められています。これにより、投資家や消費者からの信頼も高まり、競争力のある企業としての地位を確立することが期待されています。
社会課題への貢献
総合商社である原田産業は、その事業を通して地域社会や環境問題に積極的に関与しています。今回のコミットメントでは、持続可能な開発目標(SDGs)にも寄与する形で、社会的な課題の解決に貢献する意図が表れています。企業が自己の利益だけでなく、社会全体に目を向けることで、持続可能な未来が築かれることが期待されています。
お問い合わせ
原田産業株式会社のサステナビリティに関する取り組みや、本件についての詳しい情報をご希望の方は、以下の連絡先までお問い合わせください。
- - 住所: 〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場2丁目10番14号
- - TEL: 06-6244-0171
- - FAX: 06-6244-0157
- - メール: sustainable@haradacorp.co.jp
原田産業株式会社の挑戦は、環境問題に対する積極的な取り組みの一つとして、多くの企業や個人に影響を与えることが期待されています。今後の展開にも注目です。