AironWorks CEO寺田氏がGRIC 2025に登壇
AIサイバーセキュリティプラットフォームを展開するAironWorks株式会社のCEO、寺田彼日氏が今月開催される国内最大級の成長産業カンファレンス「GRIC 2025」において、重要なセッションに登壇することが発表されました。このセッションの主題は、「The New Normal for Business Leaders - The World Economic Forum Warns of Biggest Risks and the Future Pioneered by Defense Tech」です。
セッション概要
このセッションでは、毎年発表される世界経済フォーラムによる「Global Risks Report」について深掘りします。このレポートでは、誤情報、地政学的対立、サイバー戦争などのリスクが年々深刻化していることが指摘されています。誤情報の拡散やサイバー攻撃は、国家と企業の双方にとって重大な危機をもたらすため、経営者がこれをどのように認識し、対応するかが問われています。
セッションでは、日本、イスラエル、米国の専門家らが集まり、最新の「Defense Tech」の進化と、それがどのようにリスクに立ち向かうかについて議論を行います。AI技術による情報戦やサイバー諜報、企業経営にも影響を及ぼす社会的な分断など、議論は多岐にわたります。
登壇者の紹介
このパネルには、モデレーターとして日本経済新聞社のセキュリティ専門記者である寺岡篤志氏、日立製作所の執行役常務であるマイケル・グッドマン氏、元イスラエル国会議員であるズビ・ハウザー氏、そしてAironWorksのCEO、寺田彼日氏が登壇します。これにより、リーダーが今知るべき安全保障に関する新たな知見と、テクノロジーを活用した実践的な対策について共有される予定です。
AironWorksの強み
AironWorksは、世界的なホワイトハッカーとエンジニアからなるチームが開発したAIサイバーセキュリティプラットフォームを提供しています。近年頻発しているスピアフィッシングや標的型攻撃、ランサムウェアなど、人的な脆弱性を狙ったサイバー脅威に対抗するため、高度な技術力を駆使してプラットフォームの向上に努めています。企業のセキュリティ対策を強化するため、多層防御のメールシステムや脅威インテリジェンスを統合し、より安全なビジネス環境を提供しています。
AironWorksのミッションは「Enhancing Teams with AI」であり、企業が効果的にテクノロジーを活用できるよう支援することで、より良い社会の実現に寄与しています。国際的な研究開発拠点で開発を進めるこのプラットフォームは、単にサイバーセキュリティ対策にとどまらず、働く人々のエンパワーメントにも寄与しています。
最後に
GRIC 2025でのセッションは、経営者やリーダーにとって、新たな視点を得るための絶好の機会です。私たちがこれから直面するリスクに対する理解を深め、適切な対策を講じるための知見が得られることが期待されています。今後のテクノロジーの進化がどのように安全保障や企業経営に影響を与えるのか、西の動向から目が離せません。